Works
実績紹介

ヤマボウシの家

外壁18x200ボーダータイルと18mm目地掻き落とし仕上げ
ヤマボウシの家

Message

ヤマボウシを植えた中央のライトコート面するように各部屋が配置されている個人邸でである。
20mmのワイヤーカット炻器質ボーダーと20mmのブリック目地の表面仕上げは、何度経験しても気が抜けない仕上がりだ。目地の仕上げがそのまま仕上がりの出来映えにつながる。今回、目地材自体も特注色での配合とし、微妙なタイルとの色合いにも設計士のこだわりが存在する。一見、モザイクタイルのようで、紙張りか、ネットかとも思われてしまうが、当社の熟練した職人が、一枚一枚ヴィブラート機をかけて張り上げたものなのだ。1平米あたり120枚以上の数を張らねばならない。目地材は、チューブでタイルのツラ以上に盛り上げて詰め、ほぼ半分捨ててしまうという結果になる。毎回この繰り返しではあるが、足場が取れて壁面として現れた姿に、なんとも言えない安堵と素材の優しさが伝わってくるのである。文京区特有の坂道を上って、壁面を見上げた時の優しい質感は、近隣にも落ち着いた環境を呈している。
※新建築/住宅特集364号/2016年8月号P154~掲載

Outline

名称
ヤマボウシの家
所在地
東京都文京区
設計
井上尚夫総合計画事務所
施工
白石建設
使用タイル
せっ器質20x200mm粗面ボーダータイル
タイル施工
TLCアソシエイツ