Works
実績紹介

シマトネリコの樹のある家

タイルの可能性を広げるブリック目地の技
シマトネリコの樹のある家

Message

このお話をいただいた時には、うちの目地職人で一度は、チャレンジしてみたいと思っていた工法だけに、心が躍る思いを感じました。柔らかく、決して地味では無く、現代のシンプルなRCの住宅の壁面には質感を感ずることのできる職人冥利につきる「しごと」です。通常なら、職人が細いボーダーを紙張りにしてくれなどと要求するこの時代に、一枚一枚18x200mmの細いタイルをヴィブラートを使って張り上げるわけです。ただ単にまっすぐ張られればよいわけでもなく、タイル自体が曲がったり反ったりしているわけで、張りながら心地よい張りどころを知らぬうちに職人が探すわけです。その感覚の繰り返しが、目地詰めの状態と相まって手づくりな心地よい壁面をつくりあげてしまうのです。設計者のこの狙いが、作業しながらもどんどん伝わってきて、楽しいんですよね。

Outline

名称
シマトネリコの樹のある家
所在地
東京都世田谷区成城学園
設計
井上尚夫総合計画事務所
施工
佐藤秀
使用タイル
製品寸法:200×18×10mm、目地幅:横18mm、縦2〜3mm 二瀬窯業ブリックモルタル
タイル施工
TLCアソシエイツ