軽井沢別荘MプロジェクトⅢ
外部から内部まで違和感無く、同様の質感を生活に取り込む

Message
東京の避暑地軽井沢。東京の街中の建築と違って、贅沢な森と自然のなかで存在する建築の壁面には、環境に馴染む質感が大きく問われる。
表情や色合い、光の反射など、建材を感じさせない素材ほど魅力的に映る。
北欧、スエーデンでは、35mm幅程のスレンダーな石炭焼きの煉瓦が建築に使用されている。ざっくりと型抜き成形した粘土をハンドメイドで型枠に押し込み、歪なまま細目地で積み込んだ意匠が、建築家のデザインに多く使用されている。
日本では、煉瓦積みこそ機会は少ないが、タイルであっても長手で細幅のプロポーションは、別荘や住宅の外壁に効果的な壁面効果があるようだ。
Outline
- 名称
- 軽井沢の家
- 所在地
- 長野県北佐久郡軽井沢町
- 竣工
- 2022年8月
- 使用タイル
- TLC社製40mm
炻器質化粧土掛ハンドメイドボーダー 40x295x18mm
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