
木皿 真司・きさら しんじ
タイル業界に足を踏み入れた初期に、国内最大の産地、美濃焼タイルの(内外装施釉モザイクタイルの一大生産地)何百という窯元/卸元/下請け加工業者の商材に関わる。建築設計事務所及びディベロッパーの設計指定営業開発に携わり、特注形状及び特注色(磁器質施釉・無釉)タイルに精通する。
その後、初期に体験してきた美濃地方の乾式/施釉/磁器質系の素材とはまったく違った、(愛知県常滑地区のレンガタイル全盛時代の)炻器質還元焼成レンガタイルに感銘を受け、企画・製造・販売・工事に従事。設計活動の営業をしながら、工場に入り込み、タイル各種製法を経験・熟知し、岐阜/常滑両方の異なった湿式レンガタイルの違いをも学ぶことになる。特に、建築の『色彩』に興味を持ち、炻器質タイルを扱う現在の情熱へとつながっている。
現在、湿式製法の特注品、特に本還元焼きの美的壁面に興味を持ち続け、イメージ・デザインの創造から生産・納品・施工まで一貫した建築への関わりを持って活動している。「湿式レンガタイル」の創作の技法、美、人間の壁面の感じ方等、解説しながら設計者の決断に並走する毎日です。
私たちは、レンガタイルを「選ぶ前」の時間に立ち会ってきました。
嘘のない感動が、建築として成立するかを見ています。
▶ note : キサラシンジ