No.1/ブリックモルタル 出目地仕上げ
文京区九段の桜並木沿いにある共同住宅である。明るい窯変レンガの中に、出目地の起伏が陰をもたらし、太陽の光を直接受けても落ち着いた風情が感じられる。目地材品番:DS-02 チューブ目地詰乾燥後プラスチックワイヤー表面掻き落し
レンガタイルの目地は、タイル割のデザイン同様、最も重要な要素です。
壁面への人の感性を満足させるには、重要な鍵となります。
しかし、拘りたくても拘わる事が簡単にできないのも「目地」なのです。
当社は、そこに時間を費やし追求しています。
レンガタイルには、専用の砂・骨材の入った既調合目地が似合います。
色の選択、表面の目地材の掻き落とし方や押え方によって、タイル自体の表情が一変します。
目地乾燥後の時間的掻き落としのタイミングや希塩酸の洗浄による表面の洗いなど難しい約束事が多々ございます。
建築家の皆様が納得する作品の仕上がるには、専門の技術者が必ず必要です。
当社では、参考資料を用意してございます。保存版のA4冊子「レンガタイルと目地」をBookletからご請求ください。
文京区九段の桜並木沿いにある共同住宅である。明るい窯変レンガの中に、出目地の起伏が陰をもたらし、太陽の光を直接受けても落ち着いた風情が感じられる。目地材品番:DS-02 チューブ目地詰乾燥後プラスチックワイヤー表面掻き落し
個人邸の茶室の外壁に、ボーダータイルの幅と同じ目地幅で仕上げた。縦目地は、数ミリあけて塗り込んだ後に拭き取り、隙間も丁寧に埋める事によってタイル壁の表情とは違った左官壁の表情が浮き上がった。
赤のせっ器質レンガタイル粗面の上から白色の塗装を施した壁面である。真っ白な箱のイメージの建物に、あらかじめ出目地で詰め、凹凸の陰影を現場で判断しながら職人の感性で削られた。
レンガタイルの面合わせというよりもやや出気味に仕上げた
ステンレス丸管を使ってアール面の溝仕上げとした事例 陰影が協調される効果あり
60x227x15二丁掛 横目地をタイルの上にかぶせ塗りしながら現場の感覚で仕上げました
特面ボーダー市松張り
25mmボーダー粗面&25mm目地
60x210mmサイズ二丁掛に、縦横16mm目地で仕上げた。長手積みのモジュール。原料にコバルトを含んだ発色のブルー・グレーになじんだ壁面となった。
№9施工例と同じ。太陽光のもとで撮影。
ハンドメイド60x210mmストレート縦張り。別荘内装壁面。二瀬窯業ブリックモルタルDS-02 平目地ラフ掻き落とし仕上げ。
№11施工例の仕上げ前の乾燥掻き落とし。事例としては、十分このような出目地仕上げのデザインも利用価値があり主張力がある。ブリックモルタルDS-02 二瀬窯業
室内の細目地仕上げは、いかに施工時にチューブ挿入時に汚さないで挿入できるかという職人の技量が試されます。後で、目地材の付着を処理しようとしても、良い出来にはなりません。