外壁タイルの単価は何で変わるのか

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外壁タイルはとかく初期費用が高い、と言われますが、それは事実です。他の外壁材と比較すると、タイルで外壁を作る際にかかる手間は比較にならないものです。

例えばサイディングのように、見た目がタイルと同じように作り上げることができるものもありますが、こちらは吹き付けて型押しをするだけのものです。厚みを調整することで、見た目がタイルそっくりになるだけで、積み重ねていく必要はありません。

タイルの単価が高い理由

しかし、タイルは一枚一枚積み重ねていく必要があります。最近では、タイルをシート状にして何枚かまとめて貼り付けるということもできるようになったので、多少単価を下げて作れるようにはなってきました。しかし、それでも他に比べると初期投資は大きな金額になります。その差は他の施工方法と比較した表にしてみると一目瞭然になります。

例えば、外壁タイルは1平方メートル当たりの単価が大体1万円程度となります。メーカーによってはオリジナルのタイルを使ったり、独自の施工方法でコストを下げたりする努力をしているところもありますが、それでも7000円程度から上となります。これはタイルの大きさによっても変わってきます。タイルが大きくなればなるほど単価が上がると考えて間違いないでしょう。そして、複雑な形やデザインになればなるほど、当然単価が上がります。

単価は施工方法でも変わる

また、外壁タイルの単価はその施工方法によっても変わってきます。タイルの施工方法には大きく分けて乾式、湿式とあります。簡単に説明すると、乾式は下地にタイルをひっかけたり、接着剤で貼り付けたりする形になります。乾式の場合は乾かす必要がないので、工事も短期間で終わりますし、シート状にしたタイルをまとめて貼り付けることもできます。湿式の方は、水を加えて練った下地を塗った上にタイルを埋め込んでいくような形になります。熟練工でもきっちり仕上げるのが難しい、と言われるものです。美しい仕上がりにはなりますが、乾燥させる必要もあるので時間もかかりますし、こちらの方が単価もどうして上がってしまうのです。

外壁タイルの単価に関して詳しい情報を集めるには、まずいろんなところから見積もりを取ることでしょう。ハウスメーカーによってその施工方法や素材、そして工期なども変わりますので、見積もりもかなり異なります。いろんなところで見積もりを取ることにより、妥当な金額というのも分かるのです。よく質問コーナー等で、これは妥当な金額ですか、というものがあります。それほど情報を手に入れるのは難しいのです。

意外に知られていないロスのこと

そして意外に知られていないのですが、外壁タイルは、発注する際に少し多めに注文をする必要があります。タイルは割れてしまうことがあるので、その部分を見ながら発注をします。ですから、その部分も見積もりの中に入っているのを確認しましょう。それがないと、もし破損した際にはまたそこからさらに別の金額が入ってしまい、単価がどんどん上がっていきます。また、見積もりは工賃とタイル本体に金額と別々になっている場合もあります。一時的に安く見えても、両方兼ね合わせて考えるとやっぱり他と同じ、ということもありますし、他よりも高かった、なんていう話もあります。

外壁タイルは確かに金額がかかります。しかし、その分その後のメンテナンス等に関してはかなり金額が安くなります。外壁タイルは20年、30年とメンテナンスの必要がありませんし、目地や下地を最初にきっちりとしておけば、そこから水が入り込んだり、ひびが入ったりすることもほとんどありません。最初にあまり金額を下げ過ぎるとその部分にしわ寄せがきて、結果膨大な金額がかかることもあります。単価だけに惑わされないように気を付けましょう。

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