外壁をタイルにしたらメンテナンスは?

きれいに並んだ

家のイメージを大きく左右する外壁。その範囲は広く、素材や色などを選ぶのにも頭を悩ませてしまいます。でも、好みだけで選ぶのもちょっと考えものなんです。

というのも、家はかなり大きな買い物です。数千万単位が吹っ飛び、20年30年かけて返済するというのが一般的でしょう。そして最初は新しかった家も、あちこちが痛んできます。その際には必ずメンテナンスというものが必要になってくるし、それにまたお金がかかる訳です。

サイディングとは、タイルとは

外壁をタイルにするとメンテナンスが楽、費用がほとんどかからない、という話を聞いたことがないでしょうか。それが本当なら、かなり助かると思いませんか?そこで、今一番多いと言われる塗装の壁とタイル貼りの壁について、そのメンテナンス費用の比較検討をしてみました。

今一番外壁材で人気が高いのはサイディングと言われています。サイディングとは、壁の上に貼る外装材です。いろいろな模様や色は塗装で仕上げて行きます。タイルのような模様を付けてタイル風、レンガ風にすることも当然可能です。

そしてタイルは、土を焼き固めたもの。高温で焼きあげるので、レンガよりも吸水率が高いものが多いです。素材と焼き方で色や吸水率が異なってきます。これをモルタルの上に貼り付けて行く湿式工法、または壁に溝をつけ、そこに引っ掛けるようにしていく乾式工法で施工するのです。

サイディングのメンテは?

サイディングは、最近はかなり改良されていて強くなっているそうですが、塗装なのでどうしても色あせが気になります。雨風、そして強い紫外線にさらされている外壁は、どうしても劣化しやすくなってしまうのです。大体5年から10年で塗り替え、貼り替えという大がかりなメンテナンスが必要になります。

そしてその金額は100万単位となります。1回に出る金額としてはかなり大きなものになるのが分かるでしょう。塗り替えの他にも、汚れやカビ、苔などがつくこともありますので、洗浄も必要になります。広い意味でのメンテナンス費用はかなりかかることになります。

タイル外壁のメンテは?

タイルの外壁は、セルフクリーニング作用があると言われています。雨で汚れが流れて行き、いつもきれいな状態をキープできる、というものですね。これは水をあまり吸い込まないその性質に助けられているのだと思います。

そして、タイル自体は土を焼き固めたものなので、雨風紫外線などの屋外の刺激に強くできています。塗っている訳でなければ、色あせることもほぼないと考えていいでしょう。焼いた際に出る天然の色合いのままなのですから。

メンテナンスに関しては、目地の部分が重要になります。湿式だと特に、土台がモルタルになっているのでしっかりコーキングをしておかないと水が入り込み、土台が弱ってしまいます。そうなるとタイル自体に問題がなくとも全部はがしてやり直し、と言うことになってしまいますので、メンテナンス費用をかけまいと思えば、普段からこまめな点検が大切になってきます。

タイルをメンテナンスフリーにするための秘策

コーキングが必要なのは、目地の部分です。これは乾式の場合でもあります。ここが劣化して隙間ができると水が入るので、これを防ぐために点検し、こまめにメンテナンスを施せば、塗装し直しや貼り直しのように大きな金額が出ることもありません。理想的な「メンテナンスフリー」の状態に近づけることが可能となります。

初期費用が高くて、やや敬遠されがちなタイルの外壁ですが、長い目で見て行くと10年、20年先には総支出額は入れ替わってしまいます。家を建てる時に少しだけ上乗せするか、それとも後々メンテナンス費用を出すか、これはしっかりと業者さんに相談をしておくと計画が立てられるので、後悔をしないためには打ち合わせを徹底的に行うことをお勧めします。

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