レンガ風の外壁にするには何がいい?レンガ?タイル?サイディング?

外壁レンガタイル

美しい中世の街並みを彷彿とさせるレンガ造りの家々。レンガ積みで住宅の外壁を作ることができたら本当に素敵です。

しかし、実際にレンガで作るとなると手間も金額もかなり跳ね上がるのが現実。レンガ積み住宅自体、作るためには熟練工が必要となってしまいます。レンガ造りの建物自体、あまり日本には広まりませんでしたので、仕方がないのかもしれません。

レンガタイルで手軽にレンガの重厚感を

でも、レンガのあの重厚さ、そして高級感をどうしても建築物に取り入れたい、という依頼は後を絶ちません。そんなところに登場したのが、タイルです。レンガ調のタイルはもはや日本の建築界にはなくてはならないものになっているのではないでしょうか。

「タイルの総貼りの住宅があるけれど、あれにするにはどうしたらいいのでしょうか」という質問が掲示板に上がることがあります。本当にレンガを外壁に張りつけてリフォームしたいと思えば、その重量が問題になります。土台がかなりしっかりしていないと、家に負担がかかり、レンガの剥離はもちろんのこと、土台となっているモルタル、そして家自体にかかる負担も大きくなって家の耐久性が下がってしまうことも考えられます。

そのため、実際にはレンガを薄くスライスしたようなものや、レンガ調のタイルを張りつけるという方法や、サイディングを型押ししてレンガ調にしたものなどが主流となっています。レンガタイルはモルタルの下地に張りつけていくほか、サイディングの壁の上に引っ掛けるというような工法を取ることもあります。

レンガ調のサイディングの特徴

どれで作った外壁も見た目はレンガ調になるのですが、それぞれの金額、そしてメリットなどは異なります。まず、サイディングはこの中でも一番の最安値となります。吹き付けて型押しをするため、工期が短くて済みます。しかし、あくまでも吹き付けですので、5年から10年後には再度吹き付けをして補修をする必要が出てきます。汚れもつくので、クリーニングも必要となります。最初の金額は安くても、途中でまた別に数十万はかかる、ということになりますね。

レンガ、レンガタイルの特徴

レンガとレンガタイルは汚れが付きにくい状態になっていて、メンテナンスフリーと言われます。レンガやレンガタイルには特殊効果があり、汚れが入り込まず、雨で流されていってしまうのです。もちろん塗装ではないので塗装をし直す必要もありません。土台がしっかりしていれば、目地の部分の補修をきちんとしておけば20年は当たり前のように長持ちします。最初にかかる金額は大きいですが、途中でメンテナンスやクリーニングをする必要がないので、出費はほぼないと考えてよいでしょう。

レンガやタイルを部分的に外壁に使うこともできるが・・・

今はレンガタイルがかなり進化し、通常のものの半分以下の軽さになっている軽量タイルなどもあります。これらは接着剤で貼ることができるので、ご家庭でも比較的手軽に使え、DIY用として人気もあります。もちろん、貼る範囲が広ければ大変になるので、施工業者に依頼して張りつけてもらう、ということもできます。全面レンガ貼りにしなくても、外壁のアクセントとしてレンガタイルを張りつける、という方法もあります。どれも、施主の好みで行うことができます。

しかし、メンテナンスなどを考えると、中途半端にクリーニングを入れたりする必要が出てしまうので、全面レンガタイルの外壁、レンガの外壁にするか、サイディングやモルタルの外壁にしてしまうか選んでおいた方がよいでしょう。デザイン性を取るか、機能を取るかによってお勧めの外壁の素材やデザインが変わって来る、ということになります。また、最近のタイルには他にもいろんなメリットがあるものが増えていますので、各施工業者や住宅メーカーに前もって問い合わせておくとよいですね。

広告