外壁をレンガにするメリット・デメリット

街灯

海外のレンガ外壁の住宅は、何年経ってもその価値が下がらず、むしろ借りたい、住みたいという人がとても多いようです。

例えばアメリカでは、100年200年経ったような家が普通に売られています。新築住宅よりも人気があり、収入や生活の変化とともに家をどんどん住み替えて行く文化のおかげで日本のように空き家問題で悩むことはまずなさそうです。

外壁レンガのいいところ

外壁レンガの家は特に人気が高いのですが、その家に住むメリット、デメリットというものがきっとあるはずです。それらを検証してみたところ、こんな結果が出たのです。

まず、外壁をレンガにしておくことのメリットとして、高い耐久性があり長持ちする、ということが挙げられます。もちろん放置しておくとダメですが、海外では住んでいる人が長持ちするようにしっかり手入れをするのが当たり前となっています。特にレンガのように100年200年もつ、と言われているような外壁材は、きちんと手入れをしておくことにより、中古住宅としても高く売れるからです。

実際、きちんとしたレンガのビルを改装してアパートにして賃貸にする人もいます。古く美しいレンガの家が町の風物詩になっていることもあります。その美しさ、見た目の重厚さ、高級感はやはりレンガ外壁ならでは、ではないでしょうか。

そして、レンガ外壁は紫外線や雨風にもとても強くなっていますから、色あせ、シミなどの心配があまりありません。気になったら高圧洗浄機などで洗えばとてもきれいになります。レンガタイルを使用している場合は、レンガ専用の塗装をすればまた美しい状態に簡単に戻すことができます。強度には問題ないのですから、色を変えればいくらでも長持ちさせることができるのです。

外壁レンガのデメリット

デメリットは、やはりその価格です。長持ちする=素材がとても良いのです。土を焼き固めて、手間をかけて1個1個作ってあるレンガを大量に使用するのですから、その値段が上がるのは仕方がないことでしょう。レンガ積みならなおさらです。最近は中に鉄筋を入れて強度を高めているため、その分の価格が跳ね上がっているのも仕方ありません。

そして意外に知られていないデメリットが、湿気の問題です。熱を吸収しやすい分、湿気が発生しやすいので、換気をこまめにしておく、壁自体を乾燥させる、ということをしないとカビに悩まされる場合が出てきます。これは高温多湿の日本では頭を悩ませる問題となるでしょう。

レンガ貼りならこんなことも

また、レンガを積み上げて作っている外壁ならば問題はないのですが、レンガを貼って作っている住宅の場合、その土台となっている木造部分に白アリが入り込んだりするともうどうにもなりません。レンガの外壁は一枚板になっている訳ではないので、がばっと外して何とかするということができず、とても手間がかかってしまいます。このように土台に問題が起こった場合、簡単にメンテナンスをすることができないのが大きなデメリットと言えるでしょう。

昔のデメリットは解消され・・・

過去は耐震性の問題が大きかったのですが、これは今のように鉄筋をレンガ内に通すことによって解決されています。むしろ地震に強い家、と言っても過言ではない状態へと変わってきています。地震で潰れないとなれば、レンガは他の家に比べてかなりメンテナンス料金がかかりにくくなります。

レンガ積み住宅もレンガ貼り住宅も、目地の部分のコーキングだけは外すことができません。しかし、それをしっかりしておけば、素材自体は強いし、色あせもしにくくなっています。塗り直し、貼り直しなどもほぼ不要なので、最初にどかんと金額を出したとしても、その後の追加出費がないので、最終的には他の外壁材よりもコストが低くて済むようになります。先々まで考えて検討をしてみるといいですね。

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