外壁レンガにすることで得られるメリット

窓のある家

日本ではあまり広まらなかったレンガ建築。その原因は、ちょうどその頃に大きな地震があり、揺れに弱い、というイメージがついてしまったからと言われています。

しかし今、そのレンガが見直されています。そもそもレンガの住宅というものの人気は衰えませんでしたし、レンガ調の家というのは昔から高級住宅地によく見られていました。見た目の重厚感などが人気の秘密と言われます。

レンガ外壁メリット箇条書き

見た目だけではなく、多くのメリットがあると言われるレンガの外壁。よく言われているものはもちろん、あまり知られていないものについても調べてみました!

レンガ外壁のメリットと言われるものを箇条書きにしてみると
・メンテナンスフリー
・高い蓄熱性
・保温性がある
・耐久性がある

というようなものです。

レンガのメリットの説明

レンガを積んだ外壁というのは、積みあげる時には間にモルタルを塗ってそれで貼り付けていく形になります。モルタルがしっかり乾きさえすれば安心です。レンガを貼り付ける場合はその土台にモルタルを使用しているので、水分が入り込まないように目地のコーキングをしっかりとする必要があります。それでも劣化して隙間から入り込んでしまったりします。

しかし、レンガ積みだと、コーキングは必要ですが、土台が弱ってしまって施工のし直し、ということはなくなります。

そして雨風に強く、日光にも強いので色落ちしにくく、見た目の美しさは長くキープされます。多少レンガの角などが欠けてきても、それがまた深い味わいとなるのです。使えば使うほどに違う美しさが出ると言えば分かりやすいでしょうか。

そして実際にレンガ外壁にすると、部屋の内と外で温度がかなり違う状態にすることができます。夏の暑い日差しや冬の凍えるような寒さをシャットアウトし、室内を涼しい、または温かい環境に保つことができるのです。

新たに加わったメリットとは

このようなメリットがもともと言われていることですが、今はこれに耐震性が加わっています。鉄筋をレンガの中に通すことにより、恐ろしいほどの揺れが来てもびくともしない家を作ることに成功しています。これは実験結果が出ています。
http://www.sawakenhome.co.jp/0_taishin/taishin.html
今やレンガは、高い耐震性を持つコスパの良い家へと変わっているのです。

そしてレンガには遮音性もあります。昔のレンガと違い、今は外壁を作るレンガには鉄筋を通すための穴があいています。見た目はまるでコンクリートブロックのようです。しかし、この穴があることにより、高い遮音性を手に入れることができました。外部の騒音をシャットアウトしつつ、内からの音も外にもれにくくなっています。夜もゆっくり眠れることでしょう。

さらにレンガには防火性と遮熱性があるのです。これも中に空洞ができたからこそ、その効果が高まったようです。外で火事があったとしても燃えにくく、また、外からの熱をシャットアウトすることもできるのです。他の素材に比べると、避難をするまでの時間に余裕があるかな、とも思えますね。

ネパールでレンガ積みが好まれる理由

メリットの多いレンガですが、この耐震性がないと、地震が起きる国ではイマイチ使えません。実際、レンガ積みの住宅が多いネパールでは、大地震が起こった際に家が大量に壊れてしまいました。これは今の日本のレンガ建築と違い、鉄筋などを通していないからです。

それでもレンガ建築を止めないのは、そのコストの低さが一番ですが、やはり夏涼しく冬暖かい、という点、そして火に強いという点で得られるメリットが大きいからのようです。地震で倒壊した家のレンガでも、使えるものはもう一度使って家を建て直します。塗装した壁であればまずこういうことは不可能です。家を建てるのもゼロからにはならない、というコスパも、ネパールのレンガの家がなくならない理由の1つかもしれません。

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