タイル外壁デザインはどの並べ方が人気?

玄関の例

外壁はタイルにするぞ、と決めてもそこからまた悩むのがデザインです。タイルは均等に目地がそろうように並べてもらうべきか、それともずらしてまるであみだくじのようにしてもらうべきか・・・。いろいろな家を見れば見るほど、カタログや施工例を見れば見るほど悩んでしまう問題です。

同じやるのなら、自慢のマイホーム。人気があって周囲から褒められるように仕上げたいものです。そこで、今はどちらが人気で主流になっているのかも含め、タイル外壁の人気デザインについて調べてみました。

家を建てたい、しかもお気に入りのデザインにしたい、という場合は必見です。きっとお気に入りの並べ方が見つけられると思いますよ!

タイル外壁の並べ方ってどのくらいあるの?

タイル自体の並べ方は本当にたくさんあるのですが、今回はよく見るもの3つをピックアップしてみました。縦も横も目地がきちんとそろっているマス目のような並べ方、それは芋目地と呼ばれる配置になります。

きれいに縦線横線ができて目地が目立つので、途中で目地材が違う、修正が失敗するなどすると途端に安っぽくなってしまうのが問題です。逆に目地が美しければまるで京都の街並みのように整然としたものが仕上がります。

そしてもう1つは、1列目のレンガタイルの真ん中くらいに2列目のレンガタイルの端っこがくるような感じに互い違いに並べて言う馬乗り目地、と呼ばれるもの。これは私たちがモノを積む時にもよく使うやり方です。

これだと負荷がかかる部分が分散し、少々積むものが重くなっても土台が耐えられるのです。ピラミッドなどもこの積み方で積まれているのを考えても納得ではないでしょうか。実際レンガを積む場合にも、重さを分散させて土台やレンガの凹みを起こしにくくするためにはこちらが良いと言われます。

そしてもう1つはレンガを積む時にも使われますが、馬乗り目地のようにカットしたレンガタイルを使って長いの、短いの、という順に並べていくというものです。これはフランス貼りと言われます。

参考画像

見た目も美しいですし、強度があるのがレンガ積みに使われるということでもうかがえるでしょう。タイルの外壁は貼るだけですから本来強度はあまり必要ないのですが、見栄えがいい、ということで取り入れられることが多いです。

もちろん他にも本当にたくさんあるのですが、都合用割愛します。もっともっと知りたい、というお声が上がればまた特集していろいろお伝えしたいな~と思っています。

引用元:株式会社八清 大正ロマンプロジェクト http://www.hachise.jp/project/roman/roman1/news9.html

一軒家のデザインで多いのは?

一般的に、南欧北欧などの本格的な外国風にしたいのであれば、断然馬乗り目地が多くなります。というのも、これであればレンガを積んだ時のイメージに近いからです。その分どこか温かみを感じられます。

あまりに整然とそろい過ぎていると人は威圧感を感じることもあります。柔らかい印象を望むのであれば互い違いになったこのようなデザインをチョイスするといいでしょう。

マンションで多いのは?

マンションというよりも数階建てのビルで多いのは、芋目地型になります。きっちりと整っている方がスタイリッシュな印象を与え、より都会的に感じられるからでしょう。その分このタイルを「成金」というふうに揶揄する輩もいるようですが…。

また、マンション等では丸みを帯び、どこか素朴なイメージを持つレンガタイルではなくシンプルなタイルを使うことも多いので、企画がしっかりしており、余計にこちらの方が多くなります。

タイルの角がしっかりしているものであれば目地も当然しっかりしています。美しく伸びた均一の幅の目地は芸術性を感じさせます。色選びをしっかりすることで何とも高級感のあるものに仕上がります。

ハウスメーカーではどれが多い?

実際にカタログや家を見ると分かりやすいと思いますが、細めのタイルを芋目地状にしたものが多く見られます。パッと見、レンガタイルだとその状態が分かりにくいですね。もちろん相談次第で並べ方や素材は変わりますが、そうするとそこには別料金が発生します。

例えばそこにはデザイン料、特注の金額などがかかってきます。それらはどうしても避けようがないものです。大変であればあるほど足場を組んだりするのも大変になりますし、デザインした通りに作るのは職人としての基礎がうまくできていないと難しいものになります。しかし、手が込んだものを紹介、提案してくれるので他とは違う味わいのものが出来上がるでしょう。

そのため、提案通りのものを受け入れている人の方が多いでしょう。また、建売も増えてきているため、最初から芋目地の外壁タイルのデザインになっている家が多くなっています。

タイル外壁は部分的に貼る方が人気がある?

貼り分けの家

引用元:アイフルホームで建てた家の建築例、施工例 http://www.all-eyefulhomenavi.com/example2/jitsureis/index/page:92

タイル外壁はメンテナンスの観点から総貼りにした方がいい、という意見もありますが、デザイン的にはこの部分だけタイル、というようなものが増えているようです。例えばベランダ部分だけタイル外壁にしてみたり、というようなものです。

こちらの方が家に立体感が出る、ということでここ最近人気が上がっているデザインでもあるようです。

その費用の差は出てくるのでしょうか?

レンガを積むとなると専門の職人さんが少ないため、費用は跳ね上がります。日本にはレンガ自体があまり普及しなかったため、職人も育たなかったのです。最近ではレンガ積みが見直され、職人さんも増えてきたし、煉瓦の家自体も少し変わってきました。レンガ自体に鉄筋を通して耐震性をアップする、というのもその1つです。それでも専門性が高いのは変わらず、職人さんがいなと到底うまくいかないものです。

レンガはこれだけ大変ですが、タイルを貼る、という作業に関しては、積み方が違ってもあまり金額は変わりません。ただし、フランス貼りのようにタイルをカットする必要がある場合、別料金が発生することもあります。事前にきちんと確かめておかないと「余分な出費が…こんなはずじゃなかったのに」となってしまうこともあります。

タイルの必要枚数、そして並べ方を決めて完全な見積もりを出してもらうことを強くお勧めします。後々庭のDIYに使うから、という場合に備えて、少しだけ多めにお願いしておくといいかもしれません。ただし、保管場所に気を使うのでちゃんと把握し、定期的にチェックをした方がいいでしょう。

将来的にどれが一番得をする?

タイル外壁は基本的にメンテナンスフリーだと言われますが、目地の点検だけはしっかりと定期的に行う必要があります。目地がひび割れてしまったり、タイルに亀裂が入ってしまった場合などが考えられますが、特に目地に関しては修正が簡単なのは芋目地のようにまっすぐになったものになります。

これは色が違ったりムラになったりするととても古めかしくなってしまうのです。それでも目地のメンテナンスはプロに任せれば比較的簡単にきれいにしてくれますので安心していても大丈夫です。

しかしながら、料金に関しては目地の修復に何をどの程度使ったか、ということで決まりますので料金自体の差はありません。むしろデザインよりも目地の幅について目を光らせておく方がよいでしょう。

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