タイル外壁デザイン・ランキング

色とりどりの

タイルの外壁と言えば総貼りのイメージですが、予算がかかりすぎるのが難点です。それに何だかシンプルすぎて寂しい、という意見もあるでしょう。あまり良くないイメージとしては、タイル=高い、というものが先行し「成金ぽい」と心無いことを言う人もいるようです。

それでも、誰もが使いたい放題家にお金をかける訳ではありません。ちゃんと予算、というものがあるはずです。そこで予算内で何とかタイルを使った壁を施工したい、とハウスメーカー等に相談したり、知恵袋で相談したりすると「1階の外壁はタイルにして、2階部分は違うのにしたら?」というような回答をもらうことがよくあります。

確かに半分であれば予算も抑えることができるし、憧れのタイルの外壁も手に入れることができるのは間違いないわけですよね。それに、最近他の外壁材も気になっていた、というような人にはこの上ない提案です。

他素材とタイルのコラボ

インターネットで検索してみると、タイル外壁のデザインについての情報があれこれ出て来ます。実際、タイル外壁のデザインランキングを見ると、意外にも総貼りばかりではなく、他の素材とコラボしているものが多いのです。むしろその方が増えている感じさえあります。その中でも人気のあるパターンをチェックして一覧にしてみました。

コラボパターン1・サイディング

まず人気なのが、サイディングとのコラボです。特に窯業系サイディングが人気のようです。そもそもサイディングとは何ぞや、ということになりますが、これはセメント質、そして繊維質を材料としたもので、これを板状に仕上げた外壁材のことです。

このサイディング自体はかなり人気が上がっていて、今は新築の家の7割がこのサイディング、特に窯業系サイディングと呼ばれるものを使っているとも言われています。

サイディングは色の自由度も高いし、バリエーションも豊富。そして金額が比較的安価なので、単価が高いタイルと組み合わせることでトータルコストを下げることができます。また、サイディングはデザインの自由度が高いのも魅力です。タイルやレンガ風の型押しにしてタイルとコラボさせるて全体的にタイルっぽいものを作り上げるのもいいですし、もっとフラットな、塗り壁に近いような感じでタイルと組み合わせてもシンプルで素敵な外壁になります。

窯業系
引用元:有限会社新倉塗装工業 http://www.niikuratosou-k.com/original5.html

サイディングは塗装することができるため色も豊富。なので、これ、というお気に入りの色をチョイスすることも比較的簡単にできます。通常のタイルにはないような色を求めることも可能です。塗装ですから、10年に一度程度は色あせを修正するための塗り直しが必要となります。

この時タイルを一緒に使っておくことで、塗り替えの時期が来ても半分の予算で対処することができるのでこちらのコストも下がります。その時に色を塗り替えてまた新しい表情を引き出すことも可能です。これは実際に行われることが多く、タイル風だったものを塗り替えて、今度はレンガ風に変えたりする人も多いようです。

サイディングの中でも樹脂、金属、窯業とあります。それらをじっくりと見て、どのタイプを組み合わせてタイル外壁をデザインしたいのかを決めるといいですね。今の主流は先ほども言ったように窯業系サイディングとなっています。

コラボパターン2・塗り壁

もう1つは塗り壁とのコラボです。漆喰やモルタルなどのシンプルなものとの組み合わせは、さながら白いキャンバスとそこに描いた絵のよう。シンプルな塗り壁が、タイルをとてもよく引き立たせます。1階部分をタイルにしたり、門や窓の周辺など、決まった部分だけをタイルにしたりとそのコラボの方法はさまざまです。

特にアクセントに使う程度であれば色で冒険することも可能です。今は貼るタイプの軽量ブリックにいろんな色をつけることができるようになっています。パステルカラーなども豊富で、希望すればお菓子の家のようなものを作り上げることもできるのです。

塗り壁とのコラボの場合、タイルは基本的に湿式工法で貼っていくことになります。ということは、レールをつけてそこにどんどん通していく乾式工法ではまずできないような自由なデザインを作り上げることが可能なのです。また、変形の特殊タイルや特注タイルを使う、ということも可能なのです。

例え一部でもお花や鳥の柄が入ったり、ちょっと変わったデザインのものがあったりすると印象ががらりと変わるので、個性を発揮したい方はぜひ取り入れてほしいものです。こちらも以前に「特注タイルで理想の外壁を手に入れましょう」で執筆したのですが、アクセントに特注ものを貼り付けたりすることもできます。さすがに自宅なので会社のロゴマークのようなものはできませんが、お気に入りの絵柄を特注して飾る、ということは可能です。何だかカフェのような外観になってしまいそう。人気の的になる予感です。

コラボパターン3・ALC

そして最後の1つはALCです。これは火に強く、断熱性に優れたコンクリートの壁になります。へーベルハウスなどが有名ですね。こちらとタイルを合わせることにより、断熱性の高い家に仕上がります。タイルやレンガなどは焼き上げているため、熱にも強いという特性があります。ALCも熱に強いので、ある意味最強のコラボと言えるでしょう。しかし、シンプルな見た目のことが多いので、1階部分と2階のアクセントにタイルを使うと素敵です。少し色の違うものを混ぜることができると理想的ですね。

モルタルの壁と条件が違うのは、水で練ったものではない、という点です。ですから自由度の高い湿式工法ではなく、壁にレールを張り巡らし、煉瓦やレンガタイル自体に溝を付けて引っ掛けて行くという乾式工法が使われることになります。これはレールさえ通してしまえば熟練の職人ではなくても作ることができるのが嬉しい限りです。湿度などに左右されにくいため、工期が予定通りに短く住むのが特徴です。乾かすまでの手間がかからないので、梅雨時のように湿度が高い時でも安心して工事を進めることができるのも魅力です。

せっかくならば今の流れを取り入れて

施工例
引用元:行徳ホーム http://gyotokuhome.area9.jp/article/0092477.html

このように、タイル外壁は他の外壁材と組み合わせることも可能なのです。タイルの色やデザイン、他の外壁材の色やデザインの組み合わせで家の印象は何通りにも変わっていきます。特に金額の面からでもサイディングとのコラボは人気が高いようです。

サイディング自体も窯業系サイディングを使えばまるで本物のタイルを使っているかのような美しい仕上がりにしてしまうことができるので、上手に使っていただきたいものです。

メンテナンスフリー、汚れも付きにくい、素材が丈夫、というようなことでメリットがずらりと並べられるタイルという素材を使った家は、メンテナンス費用が掛からず、しかもとてもおしゃれ、ということです。

実際、マンション等ではタイルの総貼りをしている所も多いですよね。大きな建物になるとタイル貼りのものがたくさん登場します。同じタイルの外壁にするのなら、昔ながらの総タイルももちろん素敵なのですが、今の主流を取り入れて、おしゃれな造りの家にしたいですね。

他の素材とコラボしている以上、メンテナンスは10年に1回程度かならず必要になり、その都度塗り直したり、新たなデザインを考えたりする必要が出て来ます。けれど、最終的にはメンテナンスフリーの総タイルの家に仕上げるのが、お手入れが楽なのでお勧めです。それまでは他の外壁材とのコラボの家をしっかりと堪能してみてください。

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