煉瓦タイルとは?

外壁レンガタイル

神戸の赤煉瓦倉庫、福岡の赤煉瓦文化館、大阪の中之島公会堂・・・日本各地には、美しい煉瓦造りの建物がまだまだ多く残っています。

しかしながら、実際にレンガを使って建物を作るのはとても大変です。モルタルを使って積みあげていくのは、見た目以上に難しく、熟練した職人の技術が必要となります。しかしながら、レンガ造りの建物というのは見た目も重厚で存在感があり、高級感に満ちています。その存在感に魅了され、家を建てる際にはレンガを使いたい、と思う人がいるのは当然と言えるでしょう。

煉瓦タイルと普通のものの違い

煉瓦の見た目はそのままに、もっと手軽にレンガ造りの建物を建築したい。そんな願いを叶えたのが、煉瓦タイルと呼ばれるものです。レンガと煉瓦タイルには、当然違いがあります。煉瓦はブロック状のもの、大半が長方形で厚みのあるものです。壁として利用するのですから、これは当然です。土台を作り、そして煉瓦を積んだらモルタルを使いながら積みあげ、壁を作り上げるのです。

煉瓦タイルの特徴

煉瓦タイルは、見た目は煉瓦そのものです。しかし、あくまでもタイルですから、その厚みがとても薄くなっています。レンガをスライスしたような見た目は、その素材が煉瓦と同じものだから、ということが関係しています。そして積みあげるのではなく、もともとある壁に接着剤等を使って張りつけていくという施工方法がとられます。

この煉瓦と煉瓦タイルは、見た目はほぼ同じで、ぱっと見は煉瓦と変わりません。全体を煉瓦タイルで覆ってしまえば、煉瓦を積み上げて作られたように見えるでしょう。土台を作った壁に丁寧に貼り付け、目地を埋める。そうやって施工された煉瓦タイルは、普通のレンガを使うのと何ら変わらないほどの仕上がりになります。

煉瓦と煉瓦タイルでは、例えば外壁を作る際にかかる金額、そしてかかる工期が大幅に変わってきます。煉瓦タイルの外壁の工法には湿式と乾式とあり、湿式はモルタルを使っていくので時間がかかるのですが、煉瓦はこの湿式しか行うことができないので、その何倍も時間とお金がかかることになってしまいます。そう考えると、煉瓦ではなく煉瓦タイルを使う人が増えるのはごく当たり前のことです。

煉瓦とタイルの良さを合わせ持った煉瓦タイルは、今は煉瓦よりも一般的に住宅を作る際に使用されています。また、この煉瓦タイルにも種類が増えており、とても軽量で自分で手軽に接着剤を使って張りつけることができるものなども出ています。こちらを使えば、自分の家の見た目を簡単に変化させることができてしまうのです。とても手軽にレンガ造りの建物を手に入れることが出来てしまう感じですね。

煉瓦タイルの魅力

煉瓦も煉瓦タイルも焼きものであることに変わりはないですし、その焼き方によって見た目を変化させることもできます。窯の温度や空気の量、使う釉薬を帰ることにより、通常の煉瓦と何ら変わらない味のある焼き上がりを期待することもできます。還元タイルのように美しいグラデーションのような色むらを堪能することだってできます。

そして何より工賃が安く済むのが魅力と言えるでしょう。それでも他の外壁に比べると初期投資額が大きい、と言われますが、煉瓦タイルのメリットとして、メンテナンスフリーということがあります。これは長年煉瓦タイルを使った外壁を眺めていくとその効果がよく分かります。ですから、家を建てて長い人の方が高評価を出すようですね。目先の値段の安さに惹かれるのではなく、先々を見通して選んだ方の勝ち、という結果が生まれます。

煉瓦タイルは一口で言うと、煉瓦を使った建物を建てたい、と願っていても予算が厳しい、という方のための救世主です。比較的安価で短期間でできて、しかもメンテナンス自体がほぼ必要ないので、外壁の素材を選ぶなら断然煉瓦タイルです。

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