外壁タイルに使うタイルやその素材の種類を知ろう

mxkei

外装内装ともに人気素材であるタイル。初期費用は他に比べて少し高いのですが、その仕上がりの美しさ、そしてその高級感や重厚感、見た目以外の問題以外でも、その耐久性を考えるともちろんそれも納得です。そして他の外壁に比べ、メンテナンスがとても楽、という点でも人気が高いのです。

建築に使われるタイルは主に3種類。「磁器質タイル」「せっ器質タイル」「陶器質タイル」となります。その中でも外壁に使用されるタイルというのは、主に磁器質とせっ器質タイルとなります。

外壁に使うタイルの種類とは

外壁タイルを希望する場合はまずその種類と、なぜそれが外壁に使用されるのかを知っておく必要があります。まず磁器質タイル、というものについてです。これは1,200から1,300度で焼成されたもので、硬度が高く、その吸水率は1%未満。ほぼ水をはじいてしまいます。素地は、透明感のある白色で、叩くと金属のような澄んだ音がするのが特徴です。そのメリットとして、耐久性に優れ、自然環境に対して劣化・変色・変質がほぼないこと、酸やアルカリなど薬品に対して変質しにくいこと、耐熱性・耐火性・防水性・耐摩耗性・清掃性に優れている、などが挙げられます。世界中で愛されている外壁タイルとなっています。
そしてもう1つのせっ器質タイルは、磁器質よりももう少し低い1,200度前後の温度で焼成されています。こちらの素地は有色で硬度は磁器質よりも落ちるけれど、その分素朴な風合いがあります。吸水率は磁器質に比べると高めですが、質感が暖かみのあるタイルです。やや吸水性があるため、日陰の壁には有機質系の汚れが付着しやすく、洗浄のメンテナンスが必要となるかもしれません。

外壁タイルの素材とは

外壁タイルには大半この2種類が使われます。そしてその外壁タイルに使われる素材にもまた種類があり、その成形方法にも湿式製法と乾式製法という2種類があります。湿式の方は、含水率の高い粘土素地原料を、押出成形機によって板状に押し出し所定の形状・寸法に切断して成形する方法です。水分を含んでいるので、焼き上がりの縮みが大きくなる分、大きさにばらつきが出やすいです。その分とても味わい深い仕上がりになります。乾式法は高圧プレス成形機で所定の形状・寸法に成形してつくります。その分大きさや品質のそろったものが出来ますが、金型プレスの為、表情が固く、規格感が否めなくなり、個性を出す、というのは難しくなります。

組み合わせで幅広いニーズにこたえられます

外壁タイルの種類とその素材の種類、そして成形方法をうまく組み合わせることにより、いろいろな施主のニーズにこたえることができるようになります。整然とそろったつやのある外壁を作りたいという要望にも応えることができますし、ごつごつした古き良き時代の海外の城のようなレンガ風の外壁タイルを希望する方にも提供することができるのです。ただし、先ほど述べたようにそれぞれの種類、そして焼成方法等にもメリットデメリットがあります。それをきちんと把握しておけば、逆に細かい希望を聞き出すことも可能です。10年20年後にも満足のいく状態にするためには、最初の打ち合わせの際の細かい話が欠かせません。ここできちんと話ができておけば、仕上がった際に「納得がいかない」というようなことを防ぐことができます。

最初にお話ししたように、外壁タイルは他の外壁に比べて初期投資金額が高いけれど、その後のメンテナンスはとても楽になります。基本的に洗浄と修繕だけでかなり長持ちしてくれるものです。他の素材の外壁のように、10年20年経ったら塗り直し、というものではなく、一生のお付き合いになる可能性が高いものです。だからこそ、最初の満足度をしっかり高くしておくことが何よりも大切です。他の外壁に関する場合よりももっと丁寧に打ち合わせやプレゼンをしていくことをお勧めします。

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