レンガの家を建てるなら断然乾式工法!

素敵な壁

天然素材を高温で焼き上げたレンガを使った住宅は耐久性の高さでも有名です。しかし、日本国内ではあまり浸透しませんでした。

その主な理由としては、地震が多い国であることです。そしてもう1つはコストが高くつくことでした。レンガの住宅は熟練工でないときちんとできないのと、レンガの輸送費がかかる、そして施工に時間がかかるなどがあったのです。

レンガの家を建てるなら乾式が一番?

しかし最近では乾式工法が取り入れられたことにより随分と国内にも浸透してきました。レンガの家を建てるならやはり乾式工法がベストと言ってもいいでしょう。そのメリットを理由とともに述べてみました。

乾式工法によるメリットは「安く済む」「工期が短くなる」「仕上がりが整っている」というものです。なぜこのようなメリットを得ることができるのかをお話しする前に、軽く乾式工法についての説明をしたいと思います。

乾式工法とは、外壁にまずレールを張り巡らせていき、そのレールにレンガ自体に作った溝をひっかけるようにしてレンガを並べていき、最後に目地を埋めて仕上げる、という方法です。この際に使うレンガは通常の半分から2/3ぐらいの厚みのものを使います。

乾式工法なら安く済む?

最初にきちんと水平などを計ってしまえば、レールはきちんと作り上げることができます。後はそこにレンガを通していくだけなので、専門の職人さんを雇う必要もありません。湿式だと職人さんの腕が仕上がり具合に大きく影響してくるのですが、乾式工法では常に同じ仕上がりを比較的経験の浅い職人さんにも期待できるのです。

また、レンガを通常よりも薄くすることでコストも下がるのです。湿式のようにしっかりモルタルに埋め込む必要がないので、レンガも薄めにしても大丈夫というのが安く済む理由の1つを担っています。

乾式工法なら工期が短くなる?

工期が短くなるのは、乾燥させる時間がほとんどいらないからです。湿式工法であれば、モルタルを全面にのばし、その上にレンガを乗せて貼り付ける必要があります。そのモルタルは水で練る必要がありますし、しっかり乾燥させないと後々不具合の原因になりますので、ここを短縮するわけにはいかないのです。

その点乾式であればレールに通していくだけで、最後に目地を埋めて完成です。目地を乾燥させるだけならそんなに時間がかからないので、工期の予定がずれこむ心配もありません。また、目地自体もモルタル以外のコーキング等を使うことも可能ですから、さらに乾燥時間が短く住む場合もあるのです。

乾式工法なら仕上がりが整う?

工法
引用元:スマートブリック http://smartbricks.co.jp/

そして仕上がりが整っている、というのはそもそもレールを張り巡らしたところに並べていくからです。湿式であれば、1つ1つ状態を見ながら貼り付けていく必要がありますが、レールに通すだけなら順番にどんどん通していけばいいからです。

湿式工法のように、職人のカンと技に頼る、という感じではなく、もともとしっかり外壁にレールが張り巡らされているような状態ですから、途中でずれる心配もありません。目地の間隔さえしっかり決めてしまえば、整然とした美しいレンガの壁が完成する、ということになります。

いろいろなレンガの家がありますが・・・

本来レンガの家は積みあげていくものですが、最近ではレンガタイルに近い厚さのものを乾式のように貼り付けていくのもレンガの家、となっています。それほどにレンガをスライスしたレンガタイルやレンガ調のブリックタイルが進化を遂げた、ということでしょう。

もちろん、外国の家のような重厚なレンガの家を建てることも可能です。その際にはレンガの中に鉄筋を通して仕上げていくので、昔のように耐震性を心配することもありません。しかし建築するのに時間はかかるので、決まった工期の中でレンガの家を、とお考えであれば、乾式工法を使ったレンガの家をお勧めします。

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