外壁をレンガにするとコストは?

イギリスの建物

夏は涼しく、冬は暖かい、と言われるレンガの家。エアコン代などを考えると、かなり理想的な空間を提供してくれそうなイメージがありますよね。

しかしその反面、レンガの家は高い、とも言われます。初期費用が他の外壁に比べてかかるから、ローンの金額が高くなってしまう、どうしよう・・・。そんなお悩みもあるようです。

レンガの家のランニングコストは

実際、外壁をレンガにするとランニングコスト自体はどうなのでしょうか。初期費用、メンテナンス費用、そしてその特性を生かした光熱費の削減など、全体を見ていきたいと思います。

外壁をレンガにすると、ごく普通の塗装の壁に比べ、100万単位で差が出ます。例えば40坪くらいだと150万ほど、50坪になると200万ほど差がつくようです。もちろん、他の外壁材もいろいろあり、金額もまちまちなのであくまでも目安なのですが、やはり大きな金額ですよね。50坪200万で計算すると、35年ローンで毎月支払う金額が5000円程度変わってくるのです。5000円は意外に大きいですよね。

メンテナンス費用で差が

しかし、ここで覚えていてほしいことが1つ。レンガの外壁は確かに初期費用はかかります。でも、その後のメンテナンス費用というのはかなりお安くなるのです。レンガは基本的に塗装が必要ありません。そして耐久性が高いので、劣化も少なく、色あせもしにくくなっているのです。外で雨風や紫外線にずっとさらされているものがどれだけ色あせし、劣化してしまうかはきっとご存知だと思います。見た目も悪くなりますから、何とかしなければ、と思いますよね。

塗装した壁はそうなります。ですから3年、5年、10年で塗装のし直しが必要となるのです。この時も足場を組んで、塗装をして、と大がかりになるので、1回につき100万単位の金額が必要となります。5年単位で100万、30年住んだら・・・と思うと、恐ろしい金額になってしまいます。そしてその度に支払うことになったら、と思うとため息がでます。

これは意外に知られていない事実かもしれません。最近では長持ちする塗装も増えてきていますが、それでも10年が限度と考えると、30年住んだら300万必要になることになります。レンガで外壁を作ると、初期費用の差が200万。同じ30年住んでも、ほとんどメンテナンスがいりませんから、5年単位で塗装をし直せば10年で、10年単位で塗装をし直せば20年で支払う金額は逆転してしまうのです。

電気代も安くなる

加えて、ここに光熱費の差が出てきます。実は、冷房の温度を1度上げるだけで電気代は10%節電でき、暖房の温度を2度下げると7%の節電が可能となるそうです。毎月1万円の電気代、と考えると、1000円から700円の削減。1年では1万円程度の電気代削減につながるのです。冷房1度、暖房2度でこれだけの差が出るのですから、しっかり断熱のできるレンガの家なら、もっともっとコストは下げることができそうですね!

先を見据えれば断然レンガ

このように、初期費用はかかるにしろ、ランニングコスト自体は下げることができ、最終的にはかなりの得になってしまうのが外壁レンガの家なのです。どうしても最初の金額だけに目を奪われがちですが、家は一生住むものである、と最初に考え、先を見通す力がとても大切になるのです。一生に一度の大きな買い物は、その先ずっとお付き合いがあるもの、先々を見据えて計画を立てましょう。

日本ではまだ意識が薄いですが、諸外国ではレンガの家は100年200年もつ、と言われています。そしてその考え方が日本にも入ってきて、家のメンテナンスをしっかりしながら長持ちさせよう、という方向に考え方がシフトしてきています。自分の子どもに、孫に家を残すのなら、断然レンガの家でしょう。電気代なども削減できるので、長く住めば住むほどにコストが削減でき、もとが取れた状態になるのではないでしょうか。

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