特殊レンガで作る外壁は、そのレンガの種類でかなり違ってきます

外壁レンガタイル

形状が特殊だったり、軽量にするために素材自体が少し変わっていたりする特殊レンガ。スペースシャトルに使われるような本当に特別なものもありますが、大半は住宅に使われます。

外壁に特殊レンガを使うとどのようになるのでしょうか。いくつかあるその形状に合わせて、いろいろと見ていきましょう。

特殊レンガである異形レンガを使った外壁

例えば輸入住宅のような作りにする時。よく見るのがアーチ形の外壁だと思います。玄関の上が、まるで橋のようにアーチ状にレンガが積まれているものですね。アーチを作るには、ただの四角いレンガよりも、やや扇形になっている特殊レンガの方がきれいに積みやすいのは少し考えれば分かると思います。これはそれこそ熟練の、匠と呼ばれるような職人さんがメジャーなどを駆使してその精度をキープし、美しいものを作り上げるのです。めがね橋まではいかないにしても、とても芸術的で重厚な外壁が出来上がること間違いなしでしょう。

軽量レンガを使った外壁

そして同じ特殊レンガの中でも、今度は軽量化された取扱いのしやすいレンガのお話をしていきます。軽量レンガは、カットするのもとても簡単で、しかも軽いので、自分で外壁をリフォームする際などに使われることが多いです。通常レンガを外壁に貼る場合には、モルタルなどで下地をしっかり作ってやるか、壁自体に溝を掘り、そこにひっかけるようにしてやるのが一般的です。

そうすることで、レンガが重くてもしっかり支えられるようにします。レンガ自体は土を練って作られたもの。その重さは想像がつきます。それが何十枚も壁に貼り付けられていれば、家自体に負担がかかるのも納得でしょう。そしてそれをキープするためには、その土台をしっかり作らなければいけないということも分かると思います。実際、土台をしっかりしていなかったせいで後々トラブルになるというようなこともあるくらいです。ここをきちんとしていないと、レンガが浮いてきてしまったり、隙間から水が入り込んで土台自体が弱ってしまい、レンガが剥がれ落ちるというトラブルに見舞われることもあります。

その点、軽量化されている特殊レンガなら、家の壁自体にかかる負担も軽くなりますし、積みあげのような特殊な技術も必要ないので、自分で簡単に家のリフォームをすることができるので人気が高くなっています。見た目は通常のレンガと変わらないように仕上げることも可能ですし、サイズが合わない場合は、のこぎりなどで簡単に加工することもできる、まさにDIY向けの特殊レンガと言えます。

同じ特殊レンガでも、こんなに差があります

レンガの外壁自体は、施工するのに初期投資が大きく、それでなくてもお金がかかる家の建築の際にはついつい削ってしまいたくなります。少しでも安くレンガの外壁を、と思うのなら、軽量レンガのような特殊レンガを使って作ってもらうとよいでしょう。リフォームの際も、自分でトライできます。

そして同じ特殊レンガでも、異形レンガのように特殊な形をしたものを使って、一般的なレンガの外壁よりもさらに本格的に、レンガを積んで作っていく、という方法を取ることもできます。同じ特殊レンガとひとくくりにされている分野でも、異形レンガと軽量レンガでは金額に大きく差がでるのが面白いところだと言えるのではないでしょうか。

レンガを使って重厚感と高級感のある外観の建築物を作りたい。その願いは誰も同じです。その施主の持つイメージと予算をうまく釣り合わせるためには、通常のレンガだけではなく、このような特殊レンガについても深い知識を持っていることが必須となります。建築に携わる人間であれば、奥が深いレンガというものについて、日ごろからしっかりとアンテナを建てて知識を仕入れることに貪欲であるべきではないかと思います。

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