レンガタイル情報まとめ|用途別選び方

台所には

土を素材として焼き上げた素朴で温かみのあるレンガタイルは、通常のレンガを薄くしたような見た目。そしてレンガよりも軽く、手軽に使用することができます。レンガと言えば私たちがホームセンター等で一般的に見る長方形のもの、オンリーワンサイズのイメージが強いですが、実はその寸法、重さ、そして貼り方は1つではなく、いくつかの種類があります。

それらについての細かい内容を知っていれば、お好みの用途に合わせたベストなレンガタイルを選ぶことができるでしょう。後で「しまった、こんなものもあったのか!」と言わないためにも、実際にプロジェクトに手を付ける前に、まずはレンガタイルについての細かい知識を身につけましょう!

レンガタイルの寸法について

レンガタイルのもととなっているレンガはJIS規格があります。大きさはもちろん、材料や強度など細かい規定があります。そのため、日本のレンガは非常に優秀だと評判が高いそうです。そしてその規格においてはサイズはたった1つなのです。しかし、レンガタイルになると話は違います。

レンガタイルの寸法は大きく分けて2種類あります。どちらも積むタイプのレンガに由来しています。普通のレンガ、と言われるもののサイズは210×100×60、そしてその半分のはんます、と呼ばれるもののサイズが100×100×60となっています。

レンガタイルはふつうの、と言われるものとはんますと言われるものの幅が狭いもの、と考えてもらえばよいでしょう。よく耳にする、タイルで二丁掛けと呼ばれるものは標準的な寸法が227×60小口タイルと呼ばれるものが108×60です。これらも見て分かるように、多少の誤差はあるものの、レンガのサイズが基準となっています。

今までのお話はごく一般的なレンガタイル、と呼ばれるものです。次は少し異なる軽量レンガについてのお話。タイルショップたまがわの代表作「かるかるブリック」に代表されるブリックタイルと呼ばれるものは、またサイズが違います。Lサイズが215×65、そしてそれより小さいものが、その半分の102×65という寸法で展開されています。MサイズやSサイズという規定は書かれていません。

大きさなど
引用元:楽天市場日曜大工リフォームショップ http://item.rakuten.co.jp/diystyle/qbb-03/

レンガタイルの重さについて

そしてレンガタイルの重さですが、通常のレンガであれば普通のサイズのものの重さは2.5キロです。これがJIS規格の重さになります。それをスライスしたようなレンガタイルであれば、その幅は大体レンガの1/10程度となるので、重さはやはり1/10である250グラムが平均です。

そして、何よりも軽さがウリのかるかるブリックであればその重さは140グラムと、スライスレンガに比べれば半分くらいしかなく、かなり軽いものとなります。これは通常サイズの重さになりますが、ミニサイズになるとたったの40グラムとなります。かるかるブリックの説明には水にも浮く、という言葉がありますが、まさに水にも簡単に浮いてしまう程度の重さしかありません。

レンガタイルの貼り方について

そしてレンガタイルの貼り方ですが、外装の場合はモルタルなど水を使って練ったものを使った湿式工法と、レールや溝にひっかけるようにして貼り付けていく乾式工法とあります。湿式の方が、水を使ったものになるので若干乾くまでに時間はかかります。

特に湿度の高いシーズンや雨が続く梅雨時期などは乾燥に時間がかかるため、工期が予定通りに行きにくいのがデメリットですが、レールなどがない分デザインが自由にできるのが魅力です。

乾式の方はレールや溝に沿って貼り付けていくため、整然とした並び方になります。美しく並べたいのであればこちらとなります。しかし、レールがある分他のサイズのものを入れたりすることも不可能となりますので、同じサイズで同じ並べ方しかできないのがデメリットといえばデメリットになります。

この乾式工法は乾燥時間がほぼ必要ないため、短い工期で早く仕上げたい時に最適です。貼り付けるために水を使ったモルタルなどを使用していないため、水分を蒸発させる必要がなく、比較的早く工事が完了してしまうことが多いです。

この2つの工法が主流ですが、かるかるブリックの場合は専用の接着剤や両面テープで貼り付けることができるのです。これは家の内壁だけではなく外壁にも使うことができます。この施工例はかるかるブリックの取り扱いページから見ることができます。楽天にあるショップからも入ることができます。

両面テープでも貼ることができるというのは、その軽さがあるからこそなせる業となります。もちろん、丈夫にしたければきちんとした接着剤を使用することをお勧めします。

場所別お勧め・外壁は?

レンガタイルがよく使われる場所として外壁、お部屋の内装、そしてキッチンがあります。外壁に使うレンガタイルはそのデザインによってタイルのサイズを使い分けるとよいでしょう。1つのサイズをきれいに並べていくか、レンガ積みのように2つのサイズを組み合わせていくかを決めます。

特に外壁に使うタイルであればしっかり防水できるものがいいでしょう。吸水率の低い磁器質、またはせっ器質のタイルがお勧めです。レンガタイルはせっ器質のものが素朴な味わいを堪能できます。または防水加工をしっかりしておくことをお勧めします。

貼り方は工期を短く済ませたいのであれば乾式がお勧めです。これならば目地の部分が乾いてしまえばOKで、天候にあまり左右されません。また、乾きが足りなくてタイルが浮くことなどが少なくなります。

しかし、デザインを重視したいのであれば湿式を。できれば梅雨時期などを避けて工事ができるとよいですね。特注タイルをプラスしたりして変わったデザインに仕上げるのはいかがでしょうか。

場所別お勧め・内装は?

家の中
引用元:アムファクトリー http://www.amfactory.net/

内装に使うものは、軽く貼りやすいブリックタイルがお勧めです。こちらも外壁同様、お好みのデザインにするためにサイズを組み合わせるとよいでしょう。全部をしっかり埋めてしまう必要もないので、タイルを間をある程度空けても素敵です。目地をあえて太く作るのも良いデザインになります。

貼り方としては、デザインが自由にできるのでモルタルを土台にした湿式、または手軽に済ませられる接着剤や両面テープを使った貼り方がお勧めです。目地の部分は幅をせまくすれば何も入れなくても大丈夫ですが、広くするのであればしっかりと目地の部分に使う色を決めておくといいですね。色の合う・合わないもあるのできちんとスケッチ等を使っておくといいでしょう。

場所別お勧め・キッチンは?

キッチンに使う場合は断然ブリックタイルです。全面に貼ってしまっても、部分的に貼るにしても使いやすさナンバーワンとなります。全面に貼ってもいいし、お気に入りの一角だけにブリックタイルを貼っても素敵ですね。

貼り方としてはモルタルなどを使うのではなく、汚れたら貼り換えが簡単にできるように、両面テープなど後の取り扱いのしやすいものをお勧めします。土台として防水シートみたいなものを貼っておくといいでしょう。今は100円ショップにも使える道具がたくさんあるので、ちょっと探してみるのも楽しいでしょう。

レンガタイル情報まとめ

いかがだったでしょうか。レンガタイルは比較的DIYにも使いやすいものとなっています。きれいに仕上げるために業者さんに依頼するのもよいですが、家族で家族総出でわいわい貼り換え、というのもよいのではないでしょうか。

特に内装であれば土台が、水分が、ということはあまり気にしなくてもいいので、最初にトライするのは大がかりではない内装部分にしてみるといいでしょう。

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