レンガの外壁は新築の時じゃないとできない?

外壁レンガタイル

高級住宅街に立ち並ぶ家をつらつらと見ていくと、その大半がレンガの外壁になっているなぁ、と感じます。

今は輸入住宅なども人気があって、外壁の材質もいろいろと増えています。アメリカン風の板張りなども人気が高まっていて、よく見かけるようになりました。

新築の家で一番人気の外壁は?

最近の新築で一番人気が高い外壁は、その価格と見た目からサイディングがトップのようです。レンガの外壁に憧れているけれど、価格がちょっと予算と見合わないという場合に選ばれることも多く、型押しでレンガ風になるのが魅力です。

しかし、あくまでもレンガ風であってレンガではない吹き付けの壁となるので、2、3年に一度、長くても10年に1度はクリーニングやメンテナンスが必要となります。その都度数十万かかると言われているので、メンテナンスフリー、クリーニング不要のレンガの外壁と比べると、30年後には最終的に支払う金額が同じになっている確率があります。

その点レンガの外壁はメンテナンス不要、時間が経てば経つほどにその味わいが増し、重厚感が出ます。欧米で見るレンガ積みの外壁の住宅が、実は100年前のものである、なんていうことはざらですね。あちらはメンテナンスフリーのレンガ住宅な上、入居してから少しずつ手をかけて家を作り上げていくという感じなので、むしろ新築よりも中古の住宅の方が完成度が高く、その価値も高いということです。日本では新しいものがむしろ良いとされるので、驚くばかりです。

輸入住宅系はどう?

輸入住宅で人気がついたアメリカン風の一枚板の家も、新築時は美しいのですが、木製なので黒ずんできたり色あせたりがとても目立つようです。こまめに洗い流すこともできないので雨や湿気が多い日本の住宅用にはあまり向いていないのでは、という話もあります。その点レンガは雨で汚れが流れていってくれるし、湿気はレンガの中にある空気孔が調整してくれるのでその点も安心です。

レンガの外壁は新築の時に決めておかないと後からはどうにもできない、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるようですが、今はリフォームでもよく使われるようになっています。外壁をはがしたり壊したりすることなく、その壁の外側に積み上げていくという方法を取ります。こうすることで、外壁の厚みが増し、防音性も上がります。加えて気温の変化なども穏やかになります。冬は外の寒さをシャットアウトしてくれるし、夏は暑さをシャットアウトしてくれるので、冬暖かく夏は涼しいという室内環境を作り出してくれるのです。

しかし、この蓄熱性が悪さをすることもあり、コンクリ同様夜間に放熱することがあるので、その調整のためにもエアコンは必要となります。レンガ外壁で新築する際には、そこも考慮して最初からエアコン用のダクト穴を開けてもらっておくことをお勧めします。

新築の家には夢がありますね・・・

家を新築する場合、または建売の新築を購入する場合、外壁を何にしようか思い描いている人も多いと思います。全部レンガでなくとも一部レンガにしようか、とか、レンガ積ではなくレンガタイルを貼りつける形にしたらもう少し金額が下がるのでは、等いろいろ考えると思います。しかし、後々のことまでをしっかり考慮に入れると、レンガ積み外壁の住宅がベストです。

家は大きな買い物で、あれこれお金がかかるので削るところは削りたいと思ってしまうかもしれませんが、家具よりも装飾よりも、家自体にしっかりとお金をかけてあげてください。レンガの外壁を新築時にきちんと導入しておけば、その後はもう安心です。目地のチェックだけをしておけば、取り返しのつかない状態になってしまうという事態も避けられます。レンガ外壁の住宅は、新築時よりも、10年後、20年後が楽しみになる素晴らしい買い物なのです。

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