レンガ外壁とタイルを比較

香港の景色

外国に多い、レンガ外壁の家。日本でも高級住宅街にはよく見られます。また、東北地方など寒い地域でも、レンガが見直されてきているようです。東北の方では、レンガに鉄筋を組み合わせ、今ある家の外側に積み上げていくという方式が流行ってきています。

しかし、実際にレンガを積んで作ってある外壁はまだまだ少なく、レンガとおぼしき外観を持つ外壁の半数以上は、実際にはレンガ風のタイルや、スライスレンガを「貼った」ものとなります。

レンガとタイルを比べてみたら

見た目は良く似たレンガとタイルですが、外壁を作る際には、それぞれどのようにメリット・デメリットなどが異なるのでしょうか。レンガ積み外壁と、タイル貼り外壁について比較検討していきましょう。

レンガのメリット・デメリット

まずレンガですが、メリットはその厚みと、レンガの中にある空気穴による蓄熱性、保温性、そして断熱性の高さです。その気温によって空気穴に水分をため込んだり、放出したりするため、外と内の気温が変化しにくいのです。外が熱い時にはレンガが遮ってくれるので家の中はひんやりです。逆に外が寒い時はそこで寒さを遮ってくれるので、家の中は暖かいのです。まさに「冬は暖かく、夏は涼しい」というのを実現してくれるのです。

また、レンガ自体は土を焼き固めて作ってるもので非常に耐久性が高く、紫外線や雨風にとても強く、色あせや劣化などがしにくいのです。通常は経年変化で見た目が新築よりも劣って行くのですが、レンガに関してはどんどん味わい深くなっていくので、住めば住むほどに愛着がわく、と言われます。

デメリットは、やはり費用の高さです。まだ日本国内では、レンガ外壁の施工に携わることができる職人が少ないのと、積み重ねていくため工期が長くなるのでどうしても跳ね上がるのです。吹き付け塗装に比べると、1個1個のレンガの価格も高く、最初に金額が大きく出るのがネックになります。

タイルのメリット・デメリット

レンガタイルは、レンガをスライスしたようなサイズのものが一般的です。これはモルタルやサイディングのような下地に接着剤で貼り付けていく、またはひっかけていくという方式でやっていくものです。このメリットは、レンガに比べると手軽だし、工期も短くて済むということです。また、タイル自体に自浄作用があるので、汚れも付きにくく、他の外壁材と比べるとメンテナンスの必要性があまり高くないという点もメリットです。

また、レンガは難しくても、レンガタイルは自分でおうちリフォームを行うのにも使うことができます。上手な貼り方などは、タイルを販売しているところで紹介されていることが多いです。施工業者に依頼せず、家族でやる、ということも不可能ではありません。カットなどものこぎりで自分でできるので、幅を合わせるのも比較的簡単にやることができます。

デメリットは、レンガと同様金額が高いということ。そしてレンガと比較すると、目地や土台の劣化に悩まされやすく、定期的な防水加工が必要であったり、全部はがして貼り換えというようなことにもなってしまうことがあります。そうならないために、定期的な点検とメンテナンスが必要となります。メンテナンス費用は、貼り換えになると数百万かかることもあります。

今後はどうなる?レンガとタイル

似ているようで少しずつメリット・デメリットが異なるレンガとレンガ風タイルですが、その見た目を好んで使う人は少なくありません。今後はレンガ自体が見直されていくようですし、タイルも進化していくでしょう。今後ますます、重厚で高級感のあるレンガやレンガタイルの住宅が増えていくのではないでしょうか。流行に乗れ、という訳ではないですが、もし家を建てるのであれば、レンガ積みの外壁、タイル貼りの外壁、どちらかをチョイスしておくことをお勧めします。外壁タイルの選び方には、ノウハウがあるんです。建築のプロの方も、お住まいになる方も、レンガタイルについてもう少し知っておくと、トラブルがありません! こちらのページからお問い合わせください。

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