創作タイルとは?

外壁レンガタイル

DIYがとても流行っています。バブルがはじけて後、いまいち好景気に沸かない日本。プチ贅沢やらなにやら、少し出費を削っても心地よい暮らしをしよう、という風潮があります。

その流れで、時間はかかってもいい、完璧じゃなくてもいいから、自分が心地よいと思える空間を自分で演出しよう、という人が増えました。100円ショップなどの格安素材をメインに、ちょっとだけ良い、自分が気に入ったものを入れて部屋や家具を飾りつける。とても良い流れであるとは思います。

そしてタイルに関しても、自分なりにあれこれしようという人が増えました。タイルを自分で貼ってテーブルを飾り付けたり、床面を飾ったり、という感じです。そこで利用されることが増え、注目されているのが創作タイルなのです。

創作タイルとは何か

創作タイルとは何か、と言いますと、普段私たちが目にしている企画ものの大量生産のものではなく、一枚一枚異なったり、日本の製法と海外の製法を組み合わせて作ったりと、オリジナリティの高いタイルのことです。大手のタイルメーカーはもちろんですが、個人で創作タイルを作り、個展を開いている方などもいます。型押しや、大量生産ではなく、ひとつひとつ丁寧に作られたタイルは一枚のアートのようです。

タイルと言えば四角というイメージが強いですが、創作タイルになると、例えば動物の形であったり、四角でもまるでステンドグラスのような美しい模様が出来ていたりするのです。そのような美しいタイルは、アクセントとしてぴったりです。外壁全体に使うのは難しいにしても、ところどころに入れ込めば、とても個性的な景観が出来上がります。例えば自宅であれば玄関回りに配置すると、他に飾りが要らないくらいになるのではないでしょうか。

有名な創作タイルがある?

創作タイルで有名な方と言えば、インターネット検索をかけるとすぐに出てくる「創作タイル 花瓦」ではないでしょうか。こちらは、日本陶芸の材料を使っていますが、仕上げはスペインタイルの技法を使っています。花をモチーフにしたものが多く、その色は本当に多彩で、見る者の目を楽しませてくれます。

スペインタイルには、一枚一枚に絵を描いて色つけをしていくものから、石膏型を使って型だけを作り、そこに色付けをしていくという方法まで幅広い手法があります。日本の物に比べて色鮮やかなのはお国柄と言えるでしょう。日本の素材とスペインの技法のコラボで仕上がったタイルの数々は、女性にもかなり人気が高いようです。

創作タイルは、このような変わった色合いや、形が変わっているものばかりではありません。タイルメーカーで創作タイルとして出しているものの中には、見た目はごく普通のタイルと変わらないものも多々あります。例えば、他にはない独特の面加工をしてあるだとか、色合いが特殊、といった感じです。サイズをいろいろ変えて、実際に施工した際に、その並びも含めてオリジナリティあふれるものに仕上がるということもあります。

まだ手に入れにくい創作タイルですが

創作タイルは、作っているところがあまり多くありません。特注で作ってもらうこともあります。ですから、簡単に手に入るとも言えませんし、手仕事であるが故に、お値段もかなり跳ね上がります。それを納得して使用する分には、この上なく素敵な建築物が仕上がるのではないかと思います。

タイルには、それぞれが持つ独特の質感や色、そして存在感があります。自分がどのような家を作ろうと考えているのかによって、使いたいものが変わってくると思います。住宅メーカーで依頼すると、基本的に企画ものの均一性のあるタイルの外壁が提案されると思うので、もし創作タイルを使いたいのならば、その際にきちんと打診してみて、どうすれば創作タイルを入れることができるのかを聞いてみてくださいね。

広告