外壁レンガ素材の種類や施工方法

イギリス

あなたが思い浮かべるレンガといえば、どんなものでしょうか。長方形で、赤茶色で、手触りがざらっとしていて・・・それが一般的なレンガのイメージだと思います。

しかし、最近ではそのレンガもかなり様変わりしています。足下を見れば、変わった形のレンガが敷き詰められているし、その色合いも豊か。加えて、まるで普通のレンガを半分にしたようなレンガタイルなども見ることができるようになっています。どれもレンガの仲間ですよね。

外壁をレンガにするのなら・・・

今現在、外壁をレンガで作ろうと思うと、どのような種類のもので施工することができるのでしょうか。足下や花壇などを作るものとは少し異なるようですが・・・。

現在、レンガ外壁を作る時には、レンガを積むか、貼るかの2種類のやり方が主となります。そして煉瓦を積む際には、薄いものはやはり使われません。おなまと言われる標準サイズのもの。これが一番一般的ですね。サイズが100×210×60となっています。

この高さが60のものが積むタイプに使われ、他に縦の長さが155のしちこぶ、100のはんます、縦はそのままに横が60になった二寸角、45になったようかんなどがあります。日本ではあまり見ることがありませんが、海外ではレンガの種類をいろいろ組み合わせた、いろいろな積み方があります。

これらのレンガはしっかりと窯で焼かれていますが、海外では日干しにしたものを使うこともあります。

貼り付けるタイプなら、こんなもの

貼り付けるタイプは、レンガタイルが多いです。レンガタイルは焼き方などによって吸水率が変わり、それで名称が変わります。外壁に使われるものはせっ器質のものが圧倒的に多くなります。土の素朴さがあたたかみを感じさせるのがよいのでしょう。

そしてこのレンガタイル、焼き方によって色が変わってくるのです。素材は皆同じなのですが、酸素をたっぷり送り込んで焼く酸化焼成の場合は基本的に赤系の色に、そして酸素を遮断して焼く還元焼成となると、青系の色になることが多いです。また、釉薬をかけて焼くか、かけないで焼くかでも変わってきます。

この場合、厚みなどはチョイスできないので、その色合い、風合いに注目して選ぶことになります。レンガタイルは全て平らでツルツルしたものと思うかもしれませんが、焼成前にひっかいて風合いを変えたりして、独特のものを作り出すこともできるのです。私たちが想像するよりももっと、レンガやレンガタイルには豊富な種類があるのです。

種類によって工期、工法も変わります

そして、外壁レンガの種類によって工期も変わってきます。レンガを積み上げていくものであれば、どうしても間にモルタルを使った湿式になるので、乾くまでの時間が必要となってきます。同様に貼り付けるタイプでも、モルタルを使ってその上に貼り付けて行く湿式工法であれば乾燥までの時間がかかります。これは気候に左右されてしまうため、お天気が続けば問題ないのですが、湿度が高くて雨が多い場合には予想外に長く工期がかかってしまいます。

その点乾式であれば、工期は予定通りに進んでいきます。壁にレールをつけたり溝をつけたりして、引っ掛けて行く方法だからです。しかし、これのデメリットとしては、途中でアクセントを入れたいから変わった特注レンガを、というようなことはできません。同じサイズのものしか並べることができないからです。

組み合わせ、チョイスはあなた次第です

外壁をレンガにするには、このような種類のものを使い、このような種類の工法で行っていくことができるのです。レンガ積みにも、レンガ貼りにも、そしてレンガにもレンガタイルにもそれぞれよいところがあります。そしてその工法にもそれぞれのメリット、デメリットがあります。それぞれをしっかりと把握し、好みで組み合わせていくことで理想的な外壁の家を作ることができるでしょう。

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