レンガタイルに植物で外壁をデザイン

コラボ

見た目には重厚感があり、また高級感も醸し出すことができるレンガタイル。耐久性が高くてセルフクリーニング機能もあり、メンテナンスもあまり必要ないと聞けば、家を建てるなら外壁はレンガタイルがいいなぁ、と考えてしまう素材の1つです。

しかし、レンガタイルの外壁にするにはどうしても先行投資が必要。つまり、最初にかかる費用が他の外壁材に比べるとやや割高となってしまうからです。もちろん、レンガタイルの金額にも幅があり、比較的安価で手に入るものもあります。

その逆に、こだわりぬいた特注品を手に入れる、という方法もあります。それこそ匠の技が光るようなものも多く存在します。よく芸術系の建物やアトリエ兼事務所、としているような建物にそういうものが使われています。

でも、予算面ばかりを気にしてあまりにケチっては理想とする高級感が得られそうにないし。見た目ばかりにこだわってしまうと予算を大きくオーバーして、家自体が建てられそうになくなってしまう。そうしたら意味がないし・・・。本当に悩ましいところですね。

レンガタイルと植物の関係

しかし、強い味方がいました!レンガタイルを引き立て、その価値以上に素晴らしいものに見せてくれる、私たちのごく身近にあるもの・・・。そう、グリーンです。

レンガタイルの良さを生かすために使えるのが、実は植物だということをご存知でしたでしょうか。それをうまく使えば、例えレンガタイルの価格や施工費を多少なりと節約しても雰囲気のいい、ハイソな雰囲気の外壁の家になる、ということなのですが・・・。

外壁にグリーンと言えば「壁面緑化」

覆われた家

まずは壁面緑化についてお話したいと思います。植物を使った「壁面緑化」というテクニックについて聞いたことがあるでしょうか。あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、これは。つる性の植物を壁や網、ポールなどに這わせたりして壁をグリーンで覆ってしまう、というものです。

よく夏にグリーンカーテンというものが作られます。あれは日差しをよけるために、つる性のものでカーテンを作ってしまおうというもの。ヒートアイランド現象や地球温暖化等で暑くなっているところを、緑を増やしながら少しでも涼しくしようという動きのことです。今は銀座のビルの屋上でも、屋上緑化ということで行われていますね。

マロニエゲート

この壁面緑化にはいろんなパターンがあります。模様のようにアイビーなどを這わせて作り上げるもの、プランターから外壁に向けてネットを張ったりして、ゴーヤや朝顔のようなものを這わせていくという方法、そしてきれいに一面を覆い隠してしまうほど育てる、というようなもの。今ここでざっと挙げただけでも本当にたくさんのやり方があります。

伸ばしっぱなしにすると幽霊屋敷みたいになりそうですが、きちんとお手入れをすれば、グリーンと赤茶色や黒系、白系とカラフルなレンガタイルと鮮やかなグリーンとのコントラストがとても美しく見えます。もしもレンガタイル自体が安価さに注目した、あまり質の良いものでなかったとしても、または実際に施工してもらったところ、何かが違う・・・とつい思ってしまうような納得のいく色合いではないとしても、これで帳消しになるほどのイメチェン効果を得ることができるのです。

どんな植物にしたらいい?

植物の効果は「レンガ外壁の印象を上げるための工夫」でも取り上げていますが、温かみのある高級感を演出することができる、というものです。壁面緑化で取り上げた、つる性のものを使うのではなく、例えば家の前に木を植えたり、プランターを置いて草花を茂らせたりすると、それらがレンガタイルの高級感をより一層引き立ててくれるようになります。

家の前に植える木、そしてプランターで育てる植物はできるだけこんもり丸い感じで仕上げると、レンガタイルの持つ素朴な温かみがさらに増すでしょう。1つでも、複数でも気分に合わせてチョイスするといいですね。

風水でも、「こんもりと茂ったグリーンは福を呼ぶ」と言われますから、方位を見ながらお勧めの位置に設置してみるというのもよいのではないでしょうか。ちなみに西は金運、東は健康運、北は愛情運で南は美容運が高まります。もっと細かく言えば、北西は出世運・勝負運、北東は財産運、南西は家庭運、南東は出会い・人間関係運などをつかさどっています。

花が咲くものであれば、その花の色、また実がつくかどうかでまた運が変わりますので、こちらも調べてみるととても楽しいのではないでしょうか。

どんなコラボでも使えるグリーン

また、レンガタイルの総貼り以外でも同様に使えるのがグリーンのよい所です。レンガタイルを部分的に使ったもの、またはモルタルの壁でもサイディングの壁でも、つる性のものは比較的頑張って伸びて行きますので、手入れを怠っているとどんな壁でもあっという間に覆い隠されてしまいます。壁面緑化はエコの観点からも良いことですが、伸び放題になってしまってはいけません。それこそお化け屋敷になってしまいますし、もし壁面緑化をストップして印象を変えよう、と思ったとしても容易に取り除けなくなってしまいます。

それを防ぐには、一番原始的な方法がお勧め。つまり、こまめにカットすることです。お金はかけずに時間と手間をかけるようにすれば、比較的リーズナブルなお値段でも、憧れの海外の洋館風のレンガタイルの外壁の家を手に入れることができるでしょう。グリーンも上手にコラボさせることができた家に大満足することができるでしょう。

グリーンと組み合わせる際の注意点

家が見えない!
引用元:neverまとめ http://matome.naver.jp/odai/2138236445708529201

グリーンとレンガタイルをコラボさせる時の注意点としては、このツタ類はモルタルや本物のレンガなどの素材自体に対して影響を及ぼすことがある、というものです。元来、レンガやモルタルはアルカリ性なのですが、植物など生き物は環境自体を酸性化させることも多い、ということが大きな理由です。

ですから、計画的に緑化を行わないと、やっぱりや~めた、という際には、もしかしたら壁が劣化してしまっている可能性も否めません。ですから、きちんと意識をしてどこまでグリーンを使うのかを考えなくてはいけないのです。

つる性のものが巻き付くということは家にそれなりの負荷をかけてしまいます。レンガタイルは家に貼り付ける形になっているため、体躯にはすでに負担がかかっています。家全体に広く這わせる、ということはさらに負荷をプラスすることになる、というのを忘れないようにしてくださいね。

また、グリーンが常緑樹である場合はいいのですが、落葉樹だったりすると本当に大変です。特に家全体を覆ってしまうようなものであれば、落ち葉がひどいことになってしまいます。虫も付きやすいため、こまめな消毒なども必要になってきます。ご近所からの苦情を引き起こさないためにもこの辺には注意をしておきましょう。

何と何を組み合わせようかな

もちろん、壁に這わせなくても緑化は可能です。プランターとネットがあればそれらしい形には簡単に仕上げることができます。グリーンとコラボさせるのであれば、レンガタイルと何を組み合わせた壁にするのか、つまり総貼り、部分貼りどちらか等を考え、どこにどのような植物を配置してその高級感を高め、おしゃれな雰囲気を演出するのかをきちんと計算しておくと後悔がないですね!

植物自体は設計に組み込まなくても、後から設置できるものです。花壇なども自分でDIYで作る人もたくさんいらっしゃいます。家がひと段落してからでも十分間に合いますので、たくさんの家を見て研究したりしながらゆっくりじっくり計画を練ってください。

レンガタイルを取り扱っているメーカー等のHPから施工事例を探してチェックするのもお勧めです。

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