外壁タイルのメーカーがそれぞれこだわっている部分って何だろう

外壁レンガタイル

外壁にはタイルがよい、としている住宅メーカーは結構ありますね。その理由としては、こまめなメンテナンスが必要ないであるとか、火災に強い、などが挙げられることが多いですが、もちろんその見た目が良い、という点も外せません。しかしながら、外壁タイルは多少お値段が張る、ということもよく言われています。通常の外壁の施工の倍以上かかるとも言われますが、それでもタイルがよい、として選ぶ人は後を絶ちませんね。一度外壁をタイルにした建物を見ると、その重厚感や高級感、そして温かみの虜になってしまうのです。

この外壁タイルのメーカーといって思いつくのは、やはり大手、INAXやTOTOでしょう。INAXのリクシルなどは資料請求すればかなり分厚いカタログが手に入ります。種類も当然豊富ですが、その写真を見る限り、すべてのタイルがコピーのようにそろっています。もちろん、そこにこだわりがあるのでしょうが、味があるもの、というわけにはいきにくいです。大量に生産するからこそ、コストも比較的低く抑えることができるので、ただ単純に外壁をタイルにしたい、という漠然な想いだけを持つ施主ならば全く問題ないのだと思います。しかし、外壁タイルに壁とは違う深い味わいを求めたい、という場合には、やはり1つ1つのタイルにこだわったメーカーを選びたいものです。もちろん、リクシルにも特注品と呼ばれる分野はありますが、やはり規格品というイメージを抜け出せないのが現状です。

こだわりが強いタイルメーカーのこと

建築用タイルでこだわりの強い有名メーカーといえば、国代耐火工業所が思い浮かぶという人もいるでしょう。最近で言えば、田辺三菱製薬のビルや、九州大学の講堂に、こちらのタイルが使われています。こちらはもちろん焼きあげにもこだわりを持つので、1つ1つのタイル、レンガの表情が規格品とは全く違います。同じ形のものを同じように貼っても、全く違う表情を出すことができます。まるで人間のように、十人十色、と言う言葉がしっくりきます。光の加減によってもがらっと表情が変わるのは、こだわりを持つ特注品ならではと言えるでしょう。しかしなら、当然価格は跳ね上がります。デザインに強くこだわり、そのためならある程度の予算を取ることができる、というところが愛用しているイメージでしょうか。

価格を抑えることを重視するのか、こだわりのデザインや色合いを重視するのか。それによって提案するメーカーを変えるのも建築家の仕事ですよね。施主の理想にぴったりのものをうまく提案し、納得して評価してもらうためには、まずそれぞれのメーカーのこだわりを知ることが大切になるというのがよく分かります。住宅メーカーとのコラボではタイルのメーカーもあまり選ぶことができないけれど、それでもどちらがどのようなこだわりを持つのか、という質問がネット上の掲示板に上がっていたりもします。今、一般の人でもたくさんの情報をあらかじめ仕入れることができる時代です。建築に関わる人間ならば、さらにしっかりと情報を持っておかなければなりません。

情報を仕入れる方法とは

その情報を仕入れるためにどうするか。それぞれのメーカーからカタログを取り寄せてみる。それぞれの営業の話を聞いてみる。外壁タイルに携わっている人の話を聞き、実際に施行したところを自分の目で見に行き、気になるところは質問する。このようにすることによって、それぞれのメーカーのこだわり、特徴、そしてそのメリット・デメリットなどを始めて知ることができます。メーカーの営業なみに、それぞれの良さとこだわりを語れるようになれば、どんな注文が来ても、どんな依頼が来ても、施主が満足する完璧なプレゼンができることは間違いないでしょう。

広告