煉瓦外壁住宅に住んでみたらこうだった

赤い家

煉瓦の家って憧れる。でも日本に増えてきたのはすごく最近で、実際に長く住んでいる人の声というのはあまり多くありません。

実際にはどんな住み心地で、どんな気分になることが多いのでしょうか。ここはこうしておいた方がよかった、住んでみるまで分からなかったことなどがありそうです。

煉瓦外壁住宅に実際住んでみた感想は

実際に煉瓦外壁の住宅を建てて住んでいる人に、「住んでみたらこうだった」というリアルな声をいただくべく、インタビューを決行してみました!その意外な真実とは・・・?

意外!その蓄熱性が夏には痛手に

まず、煉瓦外壁住宅は夏も暑い!という衝撃の事実にいきなり遭遇です。よく、冬は暖かく夏は涼しいと言われる煉瓦ですが、その理由はその高い保湿性。煉瓦は大きな熱質量を持っているため、熱伝導が遅くなります。いわゆる「熱しにくく冷めにくい」ものなのです。

この熱伝導の部分を捉え、外からの熱が伝わりにくい=夏は涼しい、というふうに言われるのですが、実のところ、遅れて暑さがやって来るので、真夏は予期しない熱帯夜になってしまうことが多いのです。同時に湿気もこもりやすく、外国で建てるような煉瓦住宅は日本国内にはかなり不向きだそう。

しかしながら、最近ではこの点を改良するために煉瓦積みではなくレンガタイルを貼って作った外壁や、真ん中に穴が開いて通気性が良くなったものなどが増えて来ていますので、その点はハウスメーカーと事前にしっかり話し合いをしておけばクリアできることのようです。

びっくり!丈夫さがもたらすデメリット

そしてもう1つ、リフォームがかなり難しくなる、ということです。通常日本では木造住宅が多く、例えば間取りを変えるにしても比較的容易に行うことができます。しかし煉瓦外壁の場合はそうはいきません。

1つ1つレンガを積み上げて作っている外壁ですから、取り払うにしても時間がかかりますし、間取りを変えた後にまたそこに積み直す必要がありますので、時間も普通の木造住宅の倍以上かかると考えてよいでしょう。ですから、途中で子ども部屋を増やす、とか、同居するなどの可能性がある場合はかなりよく考えて設計しないと後々大変なことになる、という声がありました。

思いのほかいい!その防音性

もちろん住んでみて分かったメリットもあります。煉瓦外壁住宅は、高い気密性のおかげで防音効果が高い、ということが挙げられました。通常ならば外部の喧騒が気になるような場所でも、とても静かに過ごすことができます。もちろん窓を二重にするなどの工夫も必要ですが、音楽をたしなむ人などは煉瓦住宅に住んでいると、音漏れをあまり気にせずに演奏ができるようです。

そして外部からの音も入りにくいので、赤ちゃんがいる家などはかなり重宝するようです。道路が近い、にぎやかな場所が近いという所に家を建てるなら煉瓦外壁住宅をチョイスすると音にイライラして眠れない、というようなことも少なくなるそう。

長く住めば住むほどに満足度◎

そして、長く住めば住むほどそのメンテナンスの要らない快適さをひしひしと感じるそうです。他の家の外壁が色あせて塗り替えを必要としている時も、煉瓦ならば問題なし。色の変化もほとんどなく、多少の風合いの変化は返って家の貫禄が増す、という感じ。特にいわゆるレンガ色の家は汚れなども目立たないので満足度がかなり高いようです。

レンガタイルになるといろいろな色があるため、白系であれば普段からある程度の掃除を心がけないと汚れが目立つよう。お掃除については「外壁レンガの汚れはどう落とす?」「レンガ外壁を高圧洗浄」に詳しく執筆してあります。

すべてを知った上で、メーカーに打診を

煉瓦外壁住宅に住んでみて分かったこと、いかがでしたでしょうか。これらの点を踏まえた上で、ハウスメーカーに煉瓦外壁住宅の打診をすると、デメリットに対する最新の対処法や、その結果出たさらなるメリットなどをその場で把握することもできるでしょう。

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