外壁をレンガと漆喰で作ってみると

組み合わせ

昔々、日本の家の壁と言えば、土壁や漆喰でした。土壁は何となく分かるかもしれませんが、漆喰って一体何なの?と思ったりしませんか?

その漆喰ですが、何やらメリットがたくさんある、ということで見直され、住宅に使われることも増えてきているようです。

レンガと漆喰の組み合わせ?

外壁をレンガにする際にも、漆喰との組み合わせが増えているようですが、それはどうしてなのでしょうか。どんなうれしい効果を得ることができるのでしょうか。

まずはそもそも漆喰とは何なのか、というところから始めましょう。ウィキペディアを見ると、漆喰とは消石灰に砂や海藻、すさなどを混ぜ込み、水で練ったもの、というような説明があります。これを壁や天井に塗って仕上げるのです。

漆喰の壁のメリット

漆喰の壁を使うことで得られるメリットはとってもたくさんあります。まず漆喰の壁は耐火性がとても高いのです。これは建築基準法の中の基準にしっかり適合しているのです。実際にバーナーなどで火を当ててみても燃え広がらず、当たった部分だけが焦げる、というような形になります。

また、高い抗菌性があります。漆喰の壁というのはアルカリ性で、有機物を分解する作用を持っています。そして消石灰のおかげで、最近の育成・増殖を抑えられるのです。日本のように高温多湿という気候にはぴったりなのです。

そして優れた吸湿、放湿性能があり、結露などを防止してくれます。これによって家自体の寿命が長くなるということになります。

レンガとの組み合わせは相性◎

火に強く、水分を吸ったり放ったりする。これってレンガに似ていますよね。ですから、レンガと組み合わせても相性がとてもいいのです。デザイン的にもレンガと漆喰の組み合わせというのは人気があるようで、よくよく外壁、内壁を見ると、これ、多いのです。

例えば軽量レンガと漆喰の組み合わせ。部分的にレンガを貼り、残りの部分に漆喰を流す、という方法。これは外壁も内壁もどちらもOKです。または、レンガの上にも漆喰を流し、部分的に削って趣を出す、という方法もあります。

そしてさらにこの漆喰は、目地としても使えるのです。目地に入れるには、少し硬めに練ってケーキのクリームを絞る絞り袋のようなものに入れ、目地に入れ込んでいくととても楽です。クリームのおまけでついてくることもありますが、100円ショップでも簡単に購入することができますので、是非準備してみてください。

デメリットとその対処法

いろいろなメリットがあり、レンガと相性もいい漆喰ですが、デメリットもあります。それは水で練っているものなので、どうしても湿式工法にしかなりえない、ということです。湿式は、完全に乾燥するまでに時間がかかってしまいます。そのため、お天気の関係、湿度の関係によってなかなか思い通りに行かないことがあるのです。ですから、絶対に工期が伸ばせない、というような場合には向かない工法となります。

ですから、予定通りに外壁を仕上げたい場合は、お天気が良いシーズンや乾燥シーズンに合わせて行えるようにすると安心です。そうすることで乾きが早くなり、工事が早く終わることになります。

この漆喰ですが、とても簡単にできそうに見えて本当にきれいにするのは案外難しいようです。広い範囲に施工したい場合は、職人さんに依頼した方が無難です。漆喰部分は最後の仕上げになるので、見た目がガタガタだったりムラがあったりすると水分が土台にしみ込んでしまったりする可能性があります。水が入り込むとレンガが剥離してしまうこともありますし、土台自体にクラックが入ったりすることもあります。結果、土台から修復しなければいけなくなることも。漆喰を目地に使った際にも、きっちりとコーキングをして水分が入り込まないようにしておきましょう。

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