外壁をレンガのように施工するには

アイビーとともに

サイディング、レンガ積み、レンガ貼り、レンガタイル貼り。パッと見、どれもぜ~んぶレンガに見えてしまいます。

しかし、それぞれの施工方法には当然のごとく違いがあり、その施工方法によって工期や工賃の差が出てきます。

レンガ、レンガ「風」にする方法いろいろ

外壁をレンガ風にするための施工方法は、素材別にいろいろあります。その方法や見え方を全部把握しておくと、理想通りの家が建てられるのではないでしょうか?

まずはサイディングから行ってみましょう。サイディングをレンガ風に仕上げる施工方法はズバリ型押しです。それも窯業系サイディングならば多少厚みを出すことができます。しかし、着色がどうしても単調になりがちなので、どうしても「風」の仕上がりにしかなりません。塗装の技術が上がったとはいえ、本物と並べるとすぐに分かってしまうのが難点です。そして10年か20年に1度、塗り直しなどが必要となります。

レンガ積みであれば、その施工方法のメインはレンガ中空積み工法というものです。家本体とレンガ外壁との間に空気の層があるので、断熱性なども高くなります。さらに鉄筋を通したりしているので、昔に比べてかなり頑丈で耐震性の高い外壁にすることができるようになりました。これは本物のレンガなので、塗装のし直しの必要もないし、メンテナンスなどがかなり楽になります。

レンガやタイルを貼る場合

そしてレンガ貼り、レンガタイル貼り。これは両方とも施工方法が似ているので一括にてご説明します。この施工方法には乾式と湿式とあります。乾式とは、壁にレールをつけたり溝をつけたりして、そこにレンガやレンガタイルを通していく施工方法となります。レールに沿ってきれいに並ぶので、規格通りに、できればミリ単位のずれもない方がいい、というような方にはこちらがお勧めです。そして乾式は工期が短くて済むため、その分料金もほぼ見積もり通りになります。

そして湿式は、家の土台にモルタルなどを塗り、そこに貼り付けて行く方法です。乾くのに時間はかかりますが、どのような貼り方でも可能なので、デザイン性に富んでいます。例えばちょっと変わった形のレンガやタイルなどを間に入れたい、というような場合にはこちらの方が適しています。

しかし、乾燥させる時間が必要なので、天気が悪かったり湿度が高かったりすると工期がどんどん伸びてしまうというデメリットがあります。その分職人さんにかかる金額も上がったりします。

そしてこの貼り付けるという方法は、家自体に重みが丸ごとかかるのでどうしても負担が大きくなり、家の寿命を縮めてしまう、とも言われます。また、剥離などの可能性も出て来るので、最初に施工を特に丁寧に行う必要があります。

一番金額が高い・安い施工方法は

この中でも一番金額が高くなる施工方法は、やはりレンガ積みです。まだ職人さんも少ないですし、どうしてもレンガ自体が高くなるので、工期も長くなり、金額も上がります。次にレンガ貼り、レンガタイル貼りの湿式工法、そして乾式工法となります。これもレンガやレンガタイルの値段が高いことが理由となります。

一番安いのはサイディングになりますが、こちらは初期費用は安いのだけれど、塗装なので色あせがあるし、サイディングボード自体が反ったり割れたりする可能性が高いです。そしてレンガやレンガタイルよりも耐久性が低いので、10年から20年に1度は大がかりなメンテナンスが確実に必要となってきます。

レンガ、レンガ調、あなたはどれを選びますか?

これらのメリット・デメリットを踏まえて、外壁をレンガ、またはレンガ調に仕上げる施工方法を選んでみてください。そうすることで、漠然とレンガ外壁にしたいということを考えていたとしても、予算と工期、見た目など、全部が一番理想通りに行くものがきっと見つかるのではないでしょうか。

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