レンガの外壁の住宅のイメージは?

外壁レンガタイル

皆さんが抱く、レンガの外壁を持つ家のイメージってどんなものでしょうか。お金持ち?セレブ?外国人?そして童話の世界、といったものでしょうか。

実際、周囲に圧倒的な存在感を誇るレンガの外壁を持つ家って、高級住宅街に多く見られますよね。何気にツタなんてはっていたりします。今は使われていない古い病院などもレンガの外壁だったりしますね。

レンガの外壁はイメージの良し悪しだけで選ばれているのではない

レンガの外壁の家は、何を考えて作られているかご存知でしょうか。もちろん見た目もありますが、実はレンガの外壁には本当に多くのメリットがあるのです。今、国が200年住宅を勧めています。それがレンガの外壁なんですね。昔はレンガといえば、モルタルで貼りながら積みあげていくものでしたので、耐震性に欠ける部分があり、あまり日本では普及しなかったのです。

実際、地震の多い国、日本では何度も震災が起こっています。その際、レンガの外壁を持つ家はどうしても崩れ落ちてしまったので、レンガイコール地震に弱い、日本には向かない、というイメージもあるのでしょう。しかし、今はレンガの外壁は、その弱点をカバーすべく、鉄筋が中に入れられるようになりました。これによって耐震性は飛躍的にアップし、安心して住めるものとなったのです。

200年住宅のススメ

日本ではレンガの住宅は200年と言われますが、海外では300年、500年が当たり前です。実際、テレビなどで外国の昔の家を見ると、何百年も前からある、というような説明があるでしょうし、そのぐらい前に建ったアパートが見た目も変わらず、今でも普通に貸し出されているというものを見ることがあるでしょう。日本の家屋と違い、古くなったから安く貸し出します、ではなく、レンガ外壁の建物は高級住宅の扱いで、家賃もびっくりするくらい高いことが往々にしてあります。

そんなことも考えると、レンガの外壁はむしろ古くなればなるほど価値があがる、と言っても過言ではないかもしれません。その秘密は、レンガがメンテナンスフリーであることです。レンガは汚れもつきにくく、コケなども生えにくくなっています。また、角が取れたり表面が多少荒れたりしても、それがまた味わいを増すので、古くなればなるほど良い雰囲気が出るともいわれます。

そして、レンガ自体は高い蓄熱性と耐熱性を持っています。そのため、冬はあたたか、夏はひんやりという理想的な環境を作りだしてくれるのです。その秘密はレンガ内の気泡にあるのですが、それを生かして、温度を安定させていたい大きな倉庫などは、意外にもレンガ造りの物が多いのです。神戸の赤レンガ倉庫などは、最初はそういう目的で作られているのでしょう。

レンガの外壁イコール初期費用が高いイメージですが

ただし、レンガの外壁はどうしても最初にかかる金額が大きくなります。レンガ自体が1個いくら、と考えなければいけないし、割れてしまうこともあるのでロスまで考えて発注をする必要があります。加えて、施工できる技術者や、慣れた設計者が少ないというのもデメリットの1つです。日本ではあまり浸透しなかったため、レンガの外壁自体に慣れている人がとても少ないのです。ですから、余計費用がかかってしまうことがあるんですね。

それも考慮した上で、レンガの外壁にしたい場合はよいのですが、それでは高すぎるということも。そういう場合には、レンガを貼り付ける、またはレンガ調のタイルを使う、ということもできます。こちらの方がもう少し手軽ですし、レンガに比べればメンテナンスフリー度合いは低くなりますが、それでも塗装した壁のように塗りなおす必要もありませんし、30年から50年はほぼメンテナンスいらず、と言われるので、「レンガの外壁にしたいけど、ちょっと金額が厳しいなぁ・・・」という方は、こちらを検討してみるのもアリではないでしょうか。

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