家の外壁がレンガの場合の欠点

駅舎

先日、東京駅がテレビに映っていました。もう東京の象徴となりつつある素敵なレンガ造りの建物にしばし見入ってしまいました。やっぱりレンガっていいな、と改めて感じたところです。

しかし、日本においてレンガ造りの建物というのは耐震性の問題からほとんど広まらなかったため、今でもあまり職人さんがいないのが事実のようです。それでもやはり東京駅のような美しいものを見ると、わが家の外壁もレンガにしたい、と思ってしまいます。

レンガだって欠点はある

最近では耐震性も上がり、家の外壁をレンガにする人がさらに増えているようですが、その欠点、というのはないのでしょうか。メリットばかりがクローズアップされ過ぎてかえって気になる、という方のために、これが欠点、と思える点をピックアップしていきます。

まず1つ目は、やはり何よりも「初期投資の金額が高い」、これに尽きます。レンガ積みの外壁にしようと思ったら、丁寧に積み上げてモルタルで接着して目地を入れて、となるのでどうしても時間がかかります。そしてレンガ1個1個もそこそこのお値段です。塗装に比べればどうしても金額が大きく跳ね上がります。例えば平均的な一戸建てであれば、レンガ外壁はその費用250万から300万です。サイディングが初期費用は100万円と考えると倍以上の差があるのです。これは大きな欠点と言えるでしょう。

修理は大変です

そして2つ目、「修理が大変」です。例えば、外壁のレンガが1つ割れてしまったとします。塗装した壁ならば、その部分を埋めてまた塗りなおして、と比較的簡単にできそうですが、レンガはそうはいきません。積み上げて接着してあるので、その部分だけをきれいに切り取って補修しなければいけません。そして困ったことに、全く同じ色のレンガというのは準備するのが難しいのです。特にこだわって焼きあげた還元焼成のレンガタイルなどを使用しているのであれば、同じような色合いのものが見つからないと、焼いてもらう必要が出てきます。すぐには手に入らない、ということも考えられるのです。

耐震性の問題

そして最近では改善さえてきたのですが、「耐震性」です。最近は中に鉄筋を入れて強度を高めるものが増えてきたのでほぼ欠点とは呼べなくなってきていますが、まだ構造の強度の問題を指摘されることがあり、総レンガ造りの家はここには建てられません、といわれてしまう土地もあるようです。

レンガよりもレンガタイル?

レンガを上手に操ることができる職人さんの不足も欠点の1つでしょう。しかし、そのおかげなのか、日本ではレンガ積みよりも、見た目がレンガに近いレンガタイルを使う家が多いのです。そう、家の外壁に貼り付けていくタイプです。モルタルで貼り付けていくというレンガと同じような工法もあるのですが、外壁自体にレールをつけて、そこにレンガタイルをどんどん通していく乾式工法というものがメジャーになっています。これだと水平かどうかなどは最初にきちんと計られているので、あとはレールに通すだけ。熟練の職人さんがチェックさえしてくれれば問題なく、レンガ造りのような外壁ができあがるのです。

レンガ自体もメンテナンスフリーと言われますが、それ以上にレンガタイルは汚れを寄せ付けません。吸水性がレンガに比べても低いことが多いので、雨などの水分が汚れを洗い流してくれるのです。また、レンガタイルはレンガに比べてその色合いや種類がとても豊富です。デザイン性も高く、おしゃれな家を求めている方にはうってつけです。

レンガの外壁にすると欠点もありますが、それをカバーして余りあるメリットがあります。レンガの家を何らかの理由で断念しなければ、という場合には、貼り付けることができるレンガタイルの家を視野に入れると、理想に近い建物の外観が手に入ると思います。インターネットで検索をしてみると素敵な画像がたくさんありますよ。

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