レンガ外壁は地震に弱い?

家と空

1995年、阪神・淡路大震災、2004年、新潟県中越地震、2007年、新潟県中越沖地震、2011年、東日本大震災・・・日本はまさに地震大国です。

これほど大きな地震はないにしても、ここ最近は本当によく揺れます。あまりに地震が多いと、家を建てる時にも耐震性を考えなければと強く思いますね。

耐震性が気になる・・・

レンガの外壁に憧れるけれど、地震にはあまり強くないからこそ、関東大震災の頃に日本の住居向きではない、として広まることがなかったのだ、と言われると悩んでしまいます。本当にレンガの外壁は、地震に弱いのでしょうか。耐震性が心配なのでしょうか?

実は、今のレンガ外壁は、ただ積むだけではなく、中に空洞を作り、鉄筋を通しているものが圧倒的に増えているのです。そのため、耐震性が上がっているのが現実です。2008年には、茨城県つくば市の「土木研究所」にてレンガ積み工法3次元耐震実験というのが行われました。

4度の地震でも壊れない!

1日に4回、レンガの家に地震を経験させるという、家にとっては鬼のような所業です。しかもその震度もかわいいものではなく、1回目は阪神・淡路大震災と同等、2回目はその1.5割増し、次は新潟中越沖地震の1.2割増し、そして最後にその7割。恐ろしいほどのダメージが出ても無理もないようなハードスケジュールにて、この実験は行われたのです。

しかし、この実験を経ても、レンガ外壁の住宅はびくともしませんでした。もちろん、昔のレンガ住宅のようにただ積んだだけではなく、鉄筋補強が入っています。これは縦にも横にも、です。そしてこの様子はニュースにもなり、新聞にも掲載されたので、ご覧になった方もいるかもしれません。長らく「地震に弱いから日本には不向きである」と言われていたレンガ外壁の家は、見事その汚名を挽回した形になりました。

貴重な体験談

また、実際にレンガ外壁の家に住んでいて地震を体験したご家族の体験談によると、家が壊れるんじゃないかと思うほどの揺れ(震度6)でも、壊れたものは2回の使っていない食器棚、1回の本棚の上にあったカメラ2台、電話程度だったそうです。もちろん他はひどい被害が出ていたのに、です。

このように今やレンガ外壁の住宅は、むしろ耐震性の高い信頼できる住宅の代名詞となりつつあるのです。特に東北地方などで需要が高まっています。その理由は、やはり大きな地震が立て続けにあった、ということ、それとその保温性・断熱性にあるようです。鉄筋を組み込んだレンガは、中に空洞があります。通常でも、その気泡のために保温性、断熱性が高いと言われるのですが、空洞を入れることによってその機能がさらにアップするのです。

さらにメリットが

もともとレンガの家にはそのようなメリットの他、メンテナンス費用がかからないという金銭面での大きな利点があると言われます。通常の外壁では、貼り替え、塗り替えなどが長くても10年から15年に1回のペースで必要になります。そしてその費用はたいてい100万前後。しかし、レンガは塗り替えなども不要ですし、むしろ時間が経てば経つほどにその風合いが増し、愛着のわくものとなっていくのです。これは本革と同様「本物」であるが故のメリットとなります。

地震に強いレンガ外壁の住宅が気になったら、まずは気軽に問い合わせることから始めましょう。レンガの重厚感が好き、という顧客は後を絶たなかったため、レンガ積みや、レンガタイルを使った住宅はずっと存在していました。それに加えて、今は耐震性も証明されましたので、今からどんどんレンガ外壁を取り扱う住宅が増えていくでしょう。お近くでレンガ住宅の施工をしているメーカーを探し出し、直接連絡を取ってみることをお勧めします。プラン作成時に耐震性能をシミュレーションしてくれるところもありますよ!

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