レンガの外壁にかかる初期費用は確かに大きいけれど

5beb99f4a82503872a7118ce44e9700c_s

何年、何百年経ってもその美しさが変わらないレンガの外壁。むしろ、年を経るごとに味わいが深まり、その気品が高まっていくようにも思えます。

海外のお城などは大半が石積み、レンガ積みで作られていますが、100年以上たってもそのまま建ち続けているのは、やはりレンガの丈夫さあってのものでしょう。そう、レンガはとても丈夫なのです。

レンガの外壁は後の出費が少ない

レンガの家は、ちゃんとしたものを作りさえすれば、孫の代まで住むことも可能だと言われています。それだけに、初期に係る費用は他の物に比べて大きくなってしまいます。しかしながら、その後のメンテナンス費用はほぼかからないと言ってよいので、後々の出費がかさむ可能性はかなり低くなります。

「別に本物のレンガじゃなくても、今はレンガ風の外壁なんてたくさんあるし、安い方でいいんじゃないかな」というお声も聞きます。実際、サイディングなどは吹き付けて型をつければ、比較的安価にレンガ風の外壁を手に入れることができます。色合いだって自由自在なのは間違いありません。

しかし、これはあくまでもレンガ調なので、年を経れば塗装も剥げてきます。そう、劣化するのです。サイディングとレンガは初期費用は倍くらいの差があるのですが、サイディングは5年に1回程度の塗装のしなおしというメンテナンスが必要となります。最近ではコーティングされたものが増えてきたものの、やはり汚れが付くので、壁のクリーニングなども必要になります。

その費用に1回70~100万ほどが必要になると言われています。20年間で4回この出費があると考えると、長い目で見ればレンガの外壁の方が、施工後の費用についてはかからなくなりますね。レンガはメンテナンスフリーですし、修繕はよほどのことがなければ、目地の部分のチェック、そしてメンテナンスのみとなり、そのまま20年は平気だと言われますので、かなりの金額の差が出来、初期の費用は20年も経てば取り戻して余りあるほどになります。

レンガの外壁には、2つ種類がありまして・・・

レンガの外壁、と一口に行っても、その方法は2つあるのです。レンガを積み上げていく外壁作りと、モルタルの上に薄くスライスしたレンガを貼りつけていく方法があるんですね。この貼り付けていく方法は手軽で、比較的個人でもできるのでリフォームで使われることも多いようです。レンガの重さが住宅に負担になるのでは、という懸念もありましたが、今は軽量タイプのレンガが多く出回って来たため、この点についてはかなり軽減されました。

この軽量レンガは、価格も本物のレンガの1/2から1/3と言われています。モルタルを使って貼るのではなく、接着剤でできますのでとても手軽に、費用も押さえてレンガの外壁を作ることができるのです。本物のレンガ積みの住宅に比べれば手が届きやすくなっています。また、実際に普通のレンガをスライスして貼り付けるということもできるのですが、こちらは重さがあるため、モルタルを使ってしっかり貼り付けていく湿式工法を取るので、工事の費用も少し高くなります。

確かに最初にかかる費用は大きいけれど

レンガの外壁は初期投資が大きく、最初に準備する費用が大きいので躊躇する方も多いです。また、耐震性に問題があったのであまり広まらなかったのですが、最近ではその工法も見直され、少しずつではありますが、レンガ積みの住宅自体も増えてきています。今はまだ需要が低く、シェアが低いので金額も大きくなっていますが、ある程度広まっていくことにより費用も低くなるのではないかと予想されています。

そうなってくると、費用だけがネックとなっているレンガの外壁は、どんどん増えていくのではないでしょうか。重厚で気品あふれるレンガ積みの住宅、高級感のあるレンガの外壁がもっと目に入るようになることでしょう。

広告