外壁をタイルにする際に知りたいその種類

白い壁

住宅街を歩いて回ると、いろんな色の建物を見ることができます。落ち着いた色が多いものの、鮮やかな色合いのものなども今は珍しくないのかもしれません。

そしてまたその素材を見てもさまざまです。その中でも目を惹くのがレンガ風のものではないでしょうか。レンガ作りの住宅がとても高級感があふれるものに見えるのも関係しているのかもしれません。

タイルにはどんな種類があるの?

特に高級住宅地でよく見かけるのは、レンガやタイルではないかと思います。外壁をタイルに使用したいと思ったら、その種類や色にはどんなものがあるのでしょうか。どのようなものが適しているのでしょうか。少し調べてみたいと思います。

タイルというと、私たちはついつい洗面台などの水場に使われているものを思い浮かべてしまいます。水に強く長持ち、色がきれいなまま、というイメージが強いかと思われます。しかし、外壁に使われているタイルは少し違います。

外壁用タイルについて・・・

外壁用に使われるタイルの種類としては、高い硬度を保ち、吸水率が低い磁器質のものか、高温でしっかりと焼かれた、どこか素朴さの残るレンガっぽいせっ器質のものがあります。そしてそのタイルの焼き方や素地によって、焼き上がりの色合いががらりと変わって来るのです。

私たちがよく見かける赤茶色のレンガ風のものは、酸化焼成されたものです。窯で焼く時に酸素をどんどん送り込むことにより、素地の中の酸化金属が反応してあの色を醸し出すのです。その色合いも、窯の温度、酸素の量、素地に含まれる酸化金属の含有率などによって少しずつ変わり、全く同じものを焼きあげるというのは意外に難しくなります。

還元焼成タイルの注意点その1

そしてもっと同じように焼き上げるのが難しいのが、還元焼成のタイルとなります。これは酸素を遮断して焼き上げることでその色合いが出ます。しかし、酸素を入れるのは簡単でも、シャットアウトするのは難しいものです。酸化焼成以上にバラエティに富んだ色合いを見ることができます。その独特のグラデーションのような色むらも印象的です。これを味わい深い、と思う人であれば、ぜひ自然の神秘とも呼ぶべきこの還元焼成のタイルを使ってみて欲しいと思います。

今ご説明したように、タイルはその時の状況により、色合いが微妙に変わってきます。ですから、全く同じものを手に入れるというのは至難の業となります。ギリギリの数を注文しておいて、ロスが出た場合には再度同じものを取りよせ、というのは大変なのです。

レンガやタイルのように割れてしまってロスが出るようなものに関してはできるだけ多めに注文しておくと安心です。そこから焼き直してもらうのも時間がかかります。実際業者が注文する際には、そこまで考えて注文を出すので、予算をやや多めに取っているのです。

還元焼成タイルの注意点その2

還元焼成タイルを注文する際のもう1つの注意点として、カタログ通りのものが来ることはまずない、ということです。窯の状態や気候によって少しずつ変わるので、カタログ通りの色むら、色合いとは限りません。やや明るくなったり暗くなったり、色むらが少なかったりするのです。

ですから、カタログのみを信用するのではなく、必ずサンプルを取り寄せてみるようにしてください。実物を見て、その色合いで満足すれば注文をしたらいいのです。これもできれば数社からサンプルを取り寄せて選んだ方がいいでしょう。その中にはきっとお気に入りの色合いのものが見つかると思います。

そして何より、「これとは違うじゃないか!」という気持ちではなく「どんな素敵な色合いのタイルとの出会いがあるのだろう」ぐらいにおおらかに構えていてほしいと思います。世界に2つとない、あなたの手元にやってきたタイル。その出会いを大切にして、愛する家の一部として使ってみてください。

広告