外壁に最適なタイルの種類一覧

白壁

メンテナンスも楽、見栄えもする、と言われる外壁の代表と言えばタイルです。高級マンションなどに使われているイメージが強いと思います。

そして住宅の外壁にもタイルは多く使われていますね。そしてそれらをよく見てみると、意外にいろいろな表情を持っていることが分かるのではないでしょうか。

外壁に最適なタイルの種類は?

あなたは、外壁に最適なタイルの種類についてご存知でしょうか?細かく分類すると思いのほかたくさんあるので、一覧という形で見られるようにしてみました。あなたはどれがお好みでしょうか。

磁器質タイルについて・・・

まず、外壁に使われるタイルですが、これは3種類あるタイルの中の磁器質、そしてせっ器質の2種類になります。磁器質は一番吸水性が低いものです。1250℃以上の高温で焼きあげた、硬くて強度の高い外壁タイルです。透明感があって、叩くと澄んだ音がするのが特徴。これは内装にも外装にも使うことができます。

吸水性が低く親水性なので、雨が降ると水の膜を張り、それと一緒に汚れが落ちていくというセルフクリーニングが期待できます。水をはじくからこそできるもので、壁がきれいに保たれる、外壁タイルのメリットとも言えます。

せっ器質タイルについて・・・

もう1つはせっ器質のもの。これは1200℃で焼き上げるもので、レンガ風の素朴な味わいが残っています。磁器質と比較すると吸水しますが、それでも5%以下となっています。これは叩くとやや濁った音がするのが特徴です。外装によく使われるもので、レンガタイルはこちらが多いです。

湿式工法で作るタイル

そしてタイルの形成方法がまた2種類あります。それが湿式と乾式となります。湿式は柔らかい素地をところてんのように機械で押し出し、サイズに合わせてカットしていくものです。この時にフォークのようなもので模様をつけたりすると、全く違った表情のものが仕上がるのです。

乾式工法で作るタイル

そして乾式は、やや粉状に近いものを高圧プレスすることで必要なサイズに仕上げていくものとなります。粉を押し固めてタイルの形にしてしまう、という感じですね。こちらは固めてしまうので、表情を付けることがあまりできません。

釉薬をかけて焼く、かけないで焼くタイル

そしてこの2種類がまたさらに釉薬をかけて焼くものと、かけないで焼き上げるものとにわかれます。釉薬を使うといろいろな色に仕上げることが可能ですので、こちらの方が一般的だし、人気もあるようです。釉薬をかけると、顔料による着色が可能です。無釉だと、その素材自体に含まれる鉱物の色がそのまま出るようになりますので、素朴な風合いが一層感じられる状態のままとなります。

酸化焼成タイル・・・

そしてさらにさらに、タイルを焼きあげる方法がまた2種類あるのです。それが酸化焼成、そしてもう1つが還元焼成です。酸化焼成は、通常よく使われるもので、焼く時に窯に酸素をどんどん入れ込んで焼きます。酸素が入ることで、タイルの素材である土などの中に含まれる鉄分などの鉱物が反応し、発色するものです。きれいな茶色に焼きあがることが多く、色むらもあまりありません。

還元焼成タイル・・・

反面、還元焼成はその酸素の量と含まれる鉱物の量によって色が大きく変わってきます。独特のグラデーションのような焼きムラができ、これが良い風合いを醸し出すのです。独特の表情は2つとないもので、個性を発揮したい人にはぴったりの外壁タイルの種類かもしれません。

豊富な中から選べる幸せ

このように1つのタイルからどんどん枝分かれしていくので、種類がとても豊富になるのです。その上に色や模様などがあるので、私たちが思うよりはるかに多い種類のものがあるようですね。

しかし基礎基本は同じです。家の外観を左右するタイル、細部に至るまでこだわって、外壁に最適なタイルを上手に選び出し、コーディネートしたりしてみてください。自分の個性に合わせて選ぶと失敗がないですよ。

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