外壁レンガの価格を調査してみよう

夜の街灯

高級住宅地にとても多く見られるレンガの外壁。1つ1つが洗練されたシックな色合いを保つレンガは、その重厚感が愛されているように見えます。

その印象を持つのは、ヨーロッパなどの昔のお城がレンガ造りであることも関係しているのかもしれない、と思います。100年経っても、その存在感は薄くなることがありません。

レンガ外壁の価格は今どうなの?

50年100年と長持ちするレンガ外壁の家、当然その価格も高いのではないかと安易に想像がつきます。さて、他の素材に比べてどのくらいの差が出るのでしょうか。

レンガ外壁にするには、レンガ自体の価格にプラスして足場代、職人さんの給金、そして目地に使うモルタルなどが必要となります。加えて今はその耐震性を高めるため、鉄筋を中に通すようになっていますので、その工事費も必要となります。

例えばネクストホームでは、ツーバイフォー住宅プラスレンガ積みの外壁で、坪単価43万円から、となっています。ということは、50坪のお宅であれば単純に計算して、2150万となります。これはかなり価格が抑えられているようです。最近レンガ積みの家の価値が見直されてきたことにより、価格を下げられたのと、職人の育成が進んできたからである、ということが理由となっています。

もともとは50坪で2500万から4000万ほどかかる、というデータがあります。これはとにかく日本にレンガ外壁を作ることができる職人さんが不足していたことが大きく影響しているようです。ですから、実は昔ほどレンガ外壁の価格はべらぼうに高い、という訳ではなくなってきているんですね。

サイディングとの差、このくらい

実際のところ、サイディングの外壁と比較しても、ネクストホームによれば、その差は坪単価で5万円ほどに迫ってきているそうです。「でも、坪5万円の差って大きいよね、50坪なら150万も差があるってことでしょう?」と思ってしまいますが、その150万は、20年30年と住んでいれば、確実に埋まる差でもあります。

というのも、サイディングの壁はあくまでも塗装で色がついたものとなっています。ですから、どうしても年月を経れば色があせていきます。どんどん強くなっていると言われる紫外線、酸性雨、そしてそこに吹き付ける砂交じりの風・・・。それをすべて受け止めているのが外壁なのですから、それは仕方がないことです。そのため、10年単位で塗装のし直し、または壁自体の張り替えを行う必要が出て来てしまうのです。

サイディングボードを張り替えるとなると、その価格は150平方メートル外壁を例に挙げると、最低で150~180万ほど。そして塗装し直しをすると、これも100万程度が必要となります。どんなにいいものでも、最低20年に1度はこのようなメンテナンスが必要となってくるのです。

途中で総額が逆転してしまうことも

それを考えると、レンガ外壁との差はここで逆転してしまう可能性も大いにある訳です。それに、色あせはもっと前から始まることもあるし、ひび割れが入ってしまうこともあるのですから、必ずしも20年持つとも限らないのです。ひびが入ってしまうと、そこから水が入り込んで土台がやられてしまうので、これは変えない訳にはいかないのです。

その点レンガの外壁はよほどのことがない限り、その目地の部分の点検とこまめなメンテナンスのみで長持ちさせることができます。色あせの心配もほぼありませんし、そもそも高温で焼き固められているレンガは、外界からの刺激にもとても強いのです。多少の風化は、逆にその趣を深め、使い込んだ革と同様、付加価値が出すものとなります。

長い目で見てくださいね

外壁をレンガにすると初期費用が、とお悩みの方は、その家に何年住むのか、と考えてみてください。お子さんに、お孫さんにその家に住んでほしいと思うのならば、そして後々の出費を抑えたいと思うのならば、やはり長持ちするレンガの外壁の住宅をチョイスした方がよいのではないでしょうか。

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