タイルを外装にするなら、画像はいくつも見ましょう

外壁レンガタイル

美しいレンガ風のタイル貼りの家。外装にタイルを使うと、とても高級感が出ていいですよね。サイディングでもレンガタイル風に仕上げることはできますが、やはり本物にはかないません。

というのも、サイディングと本物のタイルの画像を見れば一目瞭然だからです。確かに型押しでレンガ風に仕上げてはいますが、やはり本物のタイルのあの温かみや独特の色合いというのは出すことができません。

外装の色は・・・

特に還元焼成してあるタイルの色というのは非常に独特です。どれも同じ色、同じ形で、と希望をする方にとっては、むしろサイディングの方が色むらもなくて良いかもしれません。均一に吹き付けて作りだすものですから、どこをとっても同じ感じに仕上がります。

しかし、塗装はいつか色あせてしまいますし、剥がれ落ちたり、ひび割れてしまったりするというデメリットもあります。しかも、5年から10年で色あせてしまうことがほとんどです。実際に施工した当初の外装と、3年経った時の外装ではもうかなり色が変わっていると思います。

タイルのメリットとは

その点、タイルを使用すると、施工当時と5年後、10年後ではほとんど色の変化が見られません。タイルを外装に利用するメリットとしては、日差しや雨風による影響に強く、変色しにくいという点です。タイル自体は、そもそも原料である土やその他の素材を1000℃を超える高温で焼き固めてあるため、耐久性が高いのです。

ですから、気に入った色を最初に選んだはずなのに、しばらくすると見るも無残というようなことはほとんどないといってもいいでしょう。先ほど少しお話した還元焼成したタイルなどは、素地に含まれる鉄分などの量でその色合いががらりと変わってきます。端から端まで美しくグラデーションされていることもありますし、光の加減やその季節、天候によってその表情が変わることもあります。

画像だけで選ばないで

ですから、タイルを外装にする際には、サンプルの画像だけでは本当の色というものが判断しづらいのです。画像では気に入ったものも、実物を見ると少し色合いが違うというのはざらにあることと思った方がいいでしょう。酸化焼成したものは、比較的焼き上がりの色が均一になるので、カタログなどの画像を見て選んでも同じようなものがちゃんと施工されることが多いですが、還元焼成されたタイプはそうはいきません。遊び心のある方にこそお勧めしたい外装材となります。

ですから、タイルを外装に使う際には、決してカタログの画像だけで安易に決めるのではなく、サンプルの取り寄せをしましょう。できれば数種類取り寄せて確認をした方がよいと思います。また、参考にするために、実際に外装にタイルを使用しているおうちを見せてもらうのがお勧めです。

業者に頼んでみましょう

業者さんによっては、自分のところで施工したおうちをいくつか回らせてくれるところがあります。お気に入りの色合いや見た目が見つかるように、できれば時間帯をずらして何度か見てみるとよいでしょう。水分の含有量によってもその色が変わりますので、決めるまではチャンスがあればその色の変化を見に行ってみることをお勧めしています。

また、画像で選ぶにしても、時間帯や季節をずらして撮影したものを複数枚提示してもらってから選ぶようにすると失敗も少なくなります。タイルはとても表情豊かな素晴らしい素材です。施工してからも、季節ごとに少しずつ表情を変えて行ってくれます。

「夕方の、この位置から見る自分の家が好きだ」とおっしゃる施主もいます。どうか、自分のお気に入りの時間帯と角度、そして距離を見つけ、それを見るために必要なタイルを選ぶようにしてください。徹底してタイルを選ぶことにより、満足のいく外観を持つマイホームを手にいいれることができるでしょう。

広告